2007年08月18日 の出来事 |
極楽寺 -ペナン-
「マレーシアに極楽寺っていうヘンテコな寺がある」
誰から教えてもらったが忘れたが、だいぶ前にそんなことを聞いたこと覚えがある。それ以来の数年間、僕の頭の片隅に、想像上のエキセントリックな極楽寺が、不思議な幻想としてこびりついていた。
今日は、その極楽寺へ!
どうもうちの嫁は、寺とか大仏とかがとても好きらしく、すごくはしゃいでいる。やはり嫁さんが上機嫌だと良いものだ。
コムタからバスに乗り、極楽寺のあるAIR ITAMというところを目指す。
それにしてもマレーシアのバスは、ほんと快適だ。こういう市バスにしても、下手すると日本のバスより設備がよくてキレイだ。

インドネシアみたいに、好きな場所で手をあげて乗ったり降りたりできないのは不便だけど。。
コムタから20分ほど揺られるとAIR ITAMに到着した。バスの乗務員らしき人が「ケックロックシー!ケックロックシー!」と叫んでいる。たぶん極楽寺のことを言ってるのだろう。
バスを降りて5分ほどなだらかな坂を上っていくと、見えてきた極楽寺!

いつもなら僕のほうがマイペースに一人で前のほうに歩いていくのだが、今日ばかりは嫁の歩みのほうが速い。朝に飲んだバナナシェークがあたったのか、腹の痛みを感じはじめた僕は、そのペースについていくのがやっとだった。。
「極楽寺はこちらから→」みたいな看板のところから小道に入ると、石段の両脇に土産物屋があふれかえっている。便乗商売もいいところだが、寺に続く道というよりも、土産物街に道があるといったほうがいいぐらいだ。さすが極楽に続く道。

いよいよ僕の腹痛もこらえきれないほどになってきたときに、入口らしきところに到着すると、5メートル四方ぐらいの池に、亀が異様にたくさんいた。ほんと異様だ。しかもデカい。なんなんだこの亀たちは!

痛む腹を押さえながら寺の中へ。
寺の中はさらに異様な仏像たちであふれかえっていた。これでもかというぐらい大量の同じ顔をした仏様たち、そして子供が喜びそうなベタな色使い。
それは、この数年間僕が幻想としていだいていた、どの姿とも異なるものだった。なんというか、花やしきとか秘宝館のような、そんな雰囲気がダイレクトに胸を突いてくる・・・。





リフトに乗って、最上部に行くと、大きな仏様が金剛像とともに建っていた。まだ建設中のようで、これからもっとすごいことになっていくらしい。
しかも、その横には十二支を模した意味不明な石造が建っていた。。


極楽寺を見て、僕はもうお腹いっぱいだったのだが、嫁はまだ他の寺にも行きたいらしい。なんか寝釈迦仏があるお寺があるそうだ。
バスをいくつか乗り継ぎ、寝釈迦仏のお寺へ。なかなか迫力のある仏様でした。

しかし、極楽寺の圧倒的パワーにやられたせいか、今日は疲れてヘロヘロです。昼過ぎぐらいから、もう言葉を発するのも億劫になって、やつれた犬みたいな顔になってました。。

しかし、この何年間か夢にまで見ていた極楽寺が見れ、なんとなく極楽に行けそうな気がした、そんな一日でした。

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