2007年08月29日 の出来事 |
リベンジ!@リスボア -香港→マカオ-
香港島側にも渡らないという、行動範囲の狭い香港ライフでしたが、けっこう楽しめたし、物価も高いので、今日でさよならです。
カジノ天国、マカオへ向かいます。
起床後、荷物を整理してゴダイゴを後にし、フェリーターミナルへと向かう。
ゴダイゴのオジサン曰く「ミラーボールみたいな建物」からマカオ行きのフェリーが出ているらしい。
地図で見ると1キロぐらいみたいなので、歩いてミラーボールを目指す。
が、このありえないぐらいの蒸し暑さとバックパックの重さが、ミラーボールへ向かう途中の僕らを苦しめた。
あ~、マジしんどい!!
隣で「私はバターになって溶けるよ」とか言っている嫁の言葉も耳に入らないほど頭が朦朧とする中、なんとか気力をふりしぼってミラーボールを目指す。
あ~、ミラーボール・・・。
へこたれそうになりながらも、30分ほど歩いてようやく到着。
たしかにミラーボールみたいにキラキラした建物だったが、反射する太陽がまぶしいので、さっさと中に入った。
ミラーボール内はとても涼しくて快適。とりあえず荷物をおいて腰を下ろし、ボーッと放心状態を続ける。1本フェリーを逃してしまいそうだが、もうそんなのどうでもいいや。
しばらくしてなんとか立ち直り、切符を購入してフェリーのほうへ。
と思ったら、なんか「今だったら1本前の便に乗れるから走っていけ」と言われる。
別に次の便でもいいんだけど・・・、と思いながらも、有無を言わさず前の便の座席シールが切符に貼られたため、走っていかざるをえない。
息を切らせながらなんとか走り続け、どうにかギリギリでフェリーに搭乗。
あ~、マジしんどかった・・・。
フェリー内はキレイだし快適でした。全く没問題。

フェリーに揺られて1時間ぐらいでマカオに到着。
約2年ぶりのマカオ。心が燃えてきた!
とりあえずフェリーターミナル前のバス乗り場からバスに乗り、中心地を目指す。
マカオは、400年以上の間ポルトガルに統治されていたという歴史を持つ、アジア最後のヨーロッパ植民地だ。1999年に中国に返還されて現在は中国の特別行政区となっている。
他の中国や香港とも違う雰囲気を持つこの独特な西洋風の街並みは、近年、世界遺産にも登録された。
そんなマカオの象徴、セナド広場の近くで下車。
うん、ヨーロピアン。

このあたりに安めの宿があるという話だったため、路地裏みたいなところを歩く。
が、かなり道が入り組んでて、どこを歩いてるのかすらわからない。
やばい・・・。
だいだいこういう時は、道を先導している僕が非難されることになるのだが、今回もご多分にもれず、僕を睨みつける嫁の視線が背中に突き刺さる。

何とか人に道を尋ねながら目的の宿に到着。
ちょっと高いけど、気にしない、気にしない。ここまで来れただけでもOK。
なぜかセクシーな格好した大量の若い女の子たちが階段に座ってたむろしているけど、気にしない、気にしない。まあ気になるけど・・・。

部屋で少しゆっくりした後、街へ繰り出す。
とりあえずブラブラした後に夕食。夜のカジノに備えて、餃子を食ってエネルギー充填!
カジノ前に、ドッグレースに行ってみようと思い、バスでドッグレース場へ向かう。
が、本日はお休み。
なんと曜日を一日間違っていたようだ。なんとも間抜け・・・。
また明日来よう。
ドッグレース場の近くから空を見上げると、きれいな満月が僕らを照らしていた。
満月に照らされた妖艶な街並みが、僕らを歓楽の世界へと誘っているようだ。
カジノ行くぜー!

バスに乗って、マカオで最も有名なホテル・リスボアを目指す。
2年前もこのリスボアで勝負し、そしてあっさり負けた。リベンジだ!
リスボアに到着すると、以前にも増してネオンがギラギラしている。どでかい新館もできていて、まるでなにかのカーニバルみたいだ。


昂る気持ちを抑え、冷静さを装いながらとりあえず旧館に入る。
少しブラブラと見回った後、「大小」の席に着いた。
詳しい説明は割愛するが、「大小」は3つのサイコロの目の合計値が大きいか小さいか、もしくは合計値がいくつになるか、などを当てる単純なゲームだ。
あの深夜特急でも登場するゲームで、僕も2年前挑戦した。そして負けた。
100香港ドル(約1,500円)のコイン10枚を嫁と半分ずつにわけ、精神を集中させる。大か小か・・・。
文字通り手に汗握る数時間を過ごす。
そして気付いたときには、僕は最後のコインを失っており、嫁も最後の1枚を残すのみとなっていた。
今回もダメか・・・。
あきらめかけた僕が視線を移すと、紫煙の中に真剣な眼差しをした嫁が映っていた。
そして、最後の1枚を「大」or「小」ではなく、合計値の「11」に賭けた。
「おいおい最後だぞ」と言いかけたが、あまりの真剣な眼差しに言葉もかけられない。
賽が投げられ、そしてフタがあけられた。
サイコロの合計値は「11」。
大当たり!!
一挙に6枚のコインを手にした嫁はそこから快進撃。最終的に14枚までコインを増やして終了した。
4枚プラスなので400香港ドル。貧乏旅行者にとっては大金だ。
マカオでの生活費ぐらい稼いだぜ!
時計を見るともう24時を過ぎていた。3時間ぐらい没頭していたようだ。
アドレナリン出まくりの時間を過ごしたので、頭を冷やすために歩いて宿まで帰る。
カジノの喧騒とは対照的に、マカオの小路はひっそりと静まりかえっていた。街並みに吹く夜風が気持ちいい。
ふと、ワンゲームで数十万香港ドルが飛び交っていたゲームテーブルが頭に浮かんできた。
日常と非日常。
マカオにあるその二つの世界は、どちらも十分に僕らを魅了していた。


comments
さすが嫁さん!ギャンブラーですな。マカオの街並みが綺麗で驚きです!