2007年09月13日 の出来事 |
夢のシャングリラ① -麗江→香格里拉-
今日は麗江からシャングリラへ移動だ。
幻想的なイメージを沸き立たせるこの「シャングリラ」という名は、ジェームズ・ヒルトンの小説『失われた楽園』の舞台となった理想郷の名前に由来する。
その理想郷のモデルとなった場所として(と中国政府が主張して)、それまで中甸と呼ばれていたこの街は、2002年にその名を「シャングリラ」(中国語で香格里拉)と改称した。
シャングリラは、数年前にその名を聞いたとき以来、ずっと行ってみたい街だった。いったいどんな自然風景が広がっているのだろうと思いめぐらせ、この目でその景色を眺めてみたいと願ってきた。
麗江を去るのはさびしい気もしたが、シャングリラに行くというワクワク感で、早朝起床にもかかわらず結構テンションが高い。
シャングリラまではバスで4時間ほどの移動だ。バスの席はかなり狭いが、まあ4時間だったら何とかなるだろう。

バスは、くねくねと山道を突き進む。
窓の外はなかなかの景色だ。
しばらくすると『三国志』で諸葛孔明がここを通って南下したとされる、長江の最初の湾曲「長江第一湾」が左手に見えてきた。
まあ濁った河が見えてきただけだなのでそんな感動はなかったけど、窓際の席じゃないので写真をうまい具合におさめきれなかったのは残念。。
途中どっかの停留所でトイレ休憩。
休憩中に停留所の周りを軽く散歩すると、チベット風の家屋が多く目に入ってきた。いよいよ近づいてきた!
それにしても、金を取るくせに相変わらずトイレは汚い・・・。
休憩後さらにバスは進む。
しばらくすると、ゴォーという激しい音が聞こえてきた。
「虎跳峡だ!」
金沙江が轟音とともに激しく流れるところがあると聞いていたが、ここがその虎跳峡と呼ばれる場所なのだろう(と思う)。
テレビのニュースとかで、台風がきたときに激流の中の岩場に取り残された少年が救助隊に助けられるシーンが映し出されることがあると思うが、あんな感じの流れが、龍のようにうねりながら激しくぶつかり合い、轟音をたてて、何キロも続いている。

それにしてもすごい流れだ。この川の中に少しでも入ったら、もうおしまいだろうなあ・・・。
しばらく車窓から目がはなせませんでした。
さらに山道を進んでいくと、断崖絶壁みたいなところをバスは走り出した。たぶん雲の中を走っているのだろう、細かい霧のような雨がフロントガラスをたたきつける。

窓の外を眺めると、これまで見たことのないような絶景が崖の下に広がっていた。
針葉樹に覆われた山々と美しい田園。霞がかったその幻想的な景色を、しばらく呆然と眺めるしかなかった。


あ~、ほんとすごかった。
その後、数十分ぐらいすると、急にたくさんの建物と人々が目に入ってきた。
自然の原風景の中に突如現れた、なんともヘンテコな人工的で新しい街。どうやらここがシャングリラの街らしい。
想像と違い、繰り返すようだが、なんともヘンテコだ・・・。

※今日はまだまだ色々あるので、この続きは②の日記に書きます。

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