2007年09月27日 の出来事 |
ひたすら青蔵鉄道 -成都→ラサ-
朝日で目が覚めた。
やはり無理な体勢で寝てるだけあって体がダルい・・・。
まあとりあえずヒマなので、本読んだり、寝たり、黄昏たりしてたら、昼近くになって弁当販売がやってきた。
こういう長時間の移動の場合、飯がかなりの楽しみになる。
ちょっと高いなあと思いながらも、背に腹は変えられんと、ブッカケご飯を購入し、口の中にほおばった。

昼過ぎてしばらくすると、係員がなんか健康チェックシートみたいなのを配り始めた。
これからかなり標高の高いところに入っていくため、「心臓とかに持病はないですか?」みたいなことに回答せねばいけないようだ。
外国人だとわかるといろいろと面倒そうなので、チェックシートに中国人の名前を記述。
見事、黄先生と劉小姐になりすまし!
それからちょっとすると、車内放送で何かアナウンスされ始めた。
いきなり慌しくなる車内。
皆、身支度を整え、棚の上の荷物を降ろし始めた。どうやら次の駅で列車を乗り換えることになるようだ。
やっぱり青蔵鉄道は別の列車だよね!こんなボロい列車なわけがない。
そんなわけで我々も右に倣えで、乗り換えの準備を始めた。が、10分たっても20分たっても列車は停まる気配を見せない。
ん~、やっぱり乗り換えじゃないのかなと思ってたら、どうやらあと1時間後ぐらいに乗り換えとのこと。アナウンス早すぎ!!
しょうがないので、手持ち無沙汰でぼんやりと待っていたら、近くの席にいた子供がオシッコをし始めた。
列車内の通路上で。
というか、親がオシッコされてるよ・・・。あ~あ、まったく。。
1時間後、西寧駅に到着。
皆、我先にと列車の外へ飛び出していく。負けてられんと僕らも人民の波をかき分けて、オシッコを踏まないように注意しながら懸命に新しい車輌に乗り込んだ。

新車輌は、やはりピカピカで最新式の設備が整ったハイテク列車だった。
各車輌には空気制御装置のようなものがついていて、椅子の下にも酸素の吸引口がついている。トイレも飛行機のようなジュボッって感じの吸い込み式だ。

ボックスシートで向かい合わせの席になった日本人のリョウコさんとおしゃべり。
しかしこの列車、他の車輌も含めて日本人らしき顔は全く目にしなかったのだが、対面に日本人同士が座るとは、なんたる偶然!
リョウコさんは、シベリア鉄道に乗ったり、アドリア海を何度も往復したりと、これまでいろんなところを旅してきたそうで、楽しい旅の思い出話をたくさん聞かせてくれた。
しかし年齢を聞いてビックリ!
やっぱり楽しく生きてる人は若いねえ。以後、姐さんと呼ばせていただきます。
同じボックスに座っているガキんちょの、微笑ましいというよりも思わず殴りたくなるような振る舞いに耐えながら、昨日と同じように淡々と時間をつぶす。
途中、駅で停車するたびに、外国人の入域検査があるんじゃないかと身構えたが、結局何も無し。ほんと杞憂ってやつでした。
気がつくと、今日もまた、大量殺戮現場の光景のように、皆、思い思いの変な姿勢でグデーっと眠りについていた。
僕らも列車内に充満してきた酸素を胸いっぱい吸い込み、重力に抵抗しながら90度の椅子で眠りについたのでした・・・。

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