2007年10月 6日 の出来事 |
ガンデン寺へ! -ラサ-
さあ今日はガンデン寺に日帰り観光に行くぞ!
というわけで、1日1本の朝6時半発のバスに乗るため、5時半に目覚ましをセット。
してたけど、目を覚ますと既に6時15分。あ~あ・・・。
あきらめて布団に再び潜り込んだが、ここ最近のあまりのノンビリぶりに、自分でもいたたまれなくなり、一か八かバス停まで走っていくことを決意!
嫁を叩き起こして、急いで服を着替えて顔を洗い、宿を飛び出して、暗闇の中を懐中電灯で照らしながらバス停まで走って向かう!
薄い空気と戦いながら、死にそうに息を切らせてバス停に到着。
「ガンデン、ガンデン!」って言ってたら、そこらへんにいた人が「これだよ」みたいな感じで教えてくれた。
乗り込むとすぐにバスは出発。何とか間に合ってよかった・・・。

暗闇の中をバスは駆ける。
道は意外にも整備されていてあまり揺れないけど、途中、対向車線を走る車はほとんど無い。
暗くて見えないけど、すごい景色が広がってるんだろうなあ・・・。
太陽が姿を見せ始めた頃、バスはクネクネの山道を登ってガンデン寺に到着した。
山の斜面に建てられたガンデン寺は、東の地平線から射す太陽の光に照らされてほんのり黄金色に輝いていた。キレイな景色だ。

しかし、このガンデン寺も中国によるチベット侵略の際(文革のときかも)に破壊されたそうで、いま建ってるのはたぶん近年再建された寺院だと思う。
だがしかし、建物もその周囲の景色も美しいのはたしかだ。
寺院の中に入ると、ヤクバターの蝋燭の灯りに照らされて、仏像や装飾品の数々がうっすらと浮かび上がってきた。
金色の肌をした仏像の視線は、こちらを見ているようでもあり、どこか遠くのほうをぼんやりと眺めているようにも見える。
なんとも神秘的な雰囲気の中、信仰心の深いチベタンたちが、蝋燭皿にヤクバターを継ぎ足し、そしてお布施を施していく。


チベットにいると、信仰というものが人々の生活に深く根付いているということをものすごく感じる。
もちろん、生活と信仰が切っても切り離せないという国は他にもたくさんあるし、そういう国も見てきたつもりだが、チベットのそれは何か違う気がする。
なんかうまく表現できないけど、信仰心とともに誇りと愛のようなものを深く感じる。
僕だけが勝手に思ってるのかもしれないけど・・・。
30分ほど斜面を登りながらお寺の境内を見て回っていたら、かなり疲れてきた。やはり空気の薄い高地は、軽い斜面でも息切れがしてキツイ。
まだまだお昼まで時間はあるけど、茶館みたいなところで昼までのんびりするか・・・。
斜面を下り、茶館で魔法瓶入りのチャイをもらう。
うん、美味い。体も暖まるね!

しばらく休息した後、チャイの美味さに魅了された嫁を置いて、一人で山道を登る。
空気が薄いため、30秒歩いて1分休憩のようなペースで歩き、なんとか見晴らしの良い場所に到着すると、そこには無数のタルチョが風にはためいていた。
雲に接するようにそびえ立つ周囲の山々に囲まれ、タルチョの隙間から見えるガンデン寺がとても神々しく映る。
旅に出てよかったなあと思える光景でした。


茶館に戻り、昼飯を食べる。
初めて食べるトゥクパ(チベット風うどん)は、麺がダンボール風の歯ごたえでした。う~、不味かった。。
帰りのバスの時間は13時半なのだが、昼飯という一大タスクを終わらせてしまったため、やることがなくなってかなり暇になり、茶館でパソコンを開く。
好奇の目に晒されながらも、黙々とキーボードを叩く。なんか僧侶もパソコン見て微笑んでるし、いいんじゃないかな。
3本目のチャイの魔法瓶を干したあたりで、バスのドライバーが出発するぞ、と呼びにきてくれた。
バスは、クネクネとした山道を下りラサのほうへと戻った。
朝来たときには暗くて見えなかった美しい景色が、いい感じで窓の外に広がっていた。
ラサの街に戻ってしばらくゆっくりした後、夕方からランクルの正式契約に臨む。
まず車を確認。
北京ジープが現れることもあるという噂を聞いていたが、やってきたのは正真正銘のトヨタのランド・クルーザー。
15年ぐらい前の型で20万キロぐらい走ってるみたいだけど、トヨタ製だったらまあ問題ないだろう。
ドライバーは、ひょろっとした浅黒のチベタン。農村出身らしい。
中国語は書けないらしいけど、話すのと聞くのは問題なさそうだし、まあなんとかコミュニケーションは取れるだろう。
チベットの事故原因ナンバーワンはドライバーの二日酔いらしいが、このドライバーは酒も飲まないらしい。あと、車内ではタバコを吸わないとのこと。
期待してるよ!
というわけで、英文の契約書に皆でサインして、代理店に大金を支払う。
ふう~、いよいよ明日出発だ!
契約後、皆で再び焼肉を食いに行く。
長かったラサとも今日でさようなら。
涙を堪えながら食べる焼肉の味は、また格別な味わいでした・・・。
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