2007年10月 7日 の出来事 |
ランクルツアー1日目 -ラサ→ギャンツェ→シガツェ-
朝7時に起床し、宿を出る。
よい宿でした。長い間お世話になりました。
大通りに出てしばらくすると、定刻通りランクルが迎えにきた。
他のメンバーは、ピックアップされてきたらしく、既にランクルに乗っていた。
「おはよーさん!」
昨日の焼肉の後、姐さんとケン君は4時まで飲んでいたらしいが、結構朝から元気そうだ。
まあそのうち車内で爆睡するんだろうけど。
座席は適当にローテーションしていきましょうということで、とりあえず助手席にコウジさん、真ん中の列にケン君、嫁、僕の3人、後ろの荷物置きに皆のバックパックの間を縫って姐さんが座る、という形で出発!
ラサの街を後にし、中尼公路を快走する。
道は意外と整備されてるし、ランクルもサスが効いてて、乗り心地は全く問題なし。
背広に白い手袋のドライバーもなかなかの安全運転だ。

出発して1時間ぐらいすると、「ヤムドク湖へは行くのか?」とドライバーが聞いてきた。
「昨日の契約のときにも行くって言ってたじゃん!」と言うと、「そうか、わかった」と言うドライバー。
どうやらヤムドク湖に行くと遠回りすることになるので、あまり行きたくないらしい。
しょうがない奴だなあと思ってたら、その後も10分おきぐらいで「ヤムドク湖へは行くのか?」と聞いてくる。
もちろん「行く!」と答える我々。
まったくしょうがない奴だ・・・。
山道を登って、ヤムドク湖の見える峠に到着。
「ガイドがいないのがバレるとマズイから20分で見て来い」とドライバーに言われ、言われたとおり20分以内で見学。
というか寒くて20分もいられず。。
でもヤムドク湖は、聞いていた通り、ものすごく青~い色をしたキレイな湖でした。
しかしどうしたらこんな青くなるんだろか!?

ヤムドク湖見学後、席替え。ランクルは山道を下り再び中尼公路へ戻る。
窓の外の景色を見るのが楽しくて僕は眠らなかったが、他のメンバーは皆寝ているようだ。
うん、たしかに乗り心地もいいし眠くなるもの頷ける。
しかしサングラスをしたまま並んで寝てる男性陣。ちょっとコワイね・・・。

しばらくすると、ドライバーがキョロキョロして皆の様子を確認しだした。なんだろと思って見ていたら、ポケットから煙草を取り出している。
昨日「車内では吸いません」と言ってたのに、しょうがない奴だなあ・・・。
ライターのカチャカチャという音に目が覚めたコウジさんが火を貸してあげる。
煙の臭いで目が覚めた姐さんの「オイオイ・・・」というボヤキと、悪びれずにヘヘッと笑いながら窓を開けて煙草を吸うドライバー。
その光景がなんか可笑しくて皆で笑ってしまった。なんか修学旅行に来たみたいな楽しい感じだ。
羊の群れに進行を妨げられたりしながらも、ランクルは次なる目的地ギャンツェを目指して突き進む。
途中から中尼公路を外れて、オフロードっぽいところを進む。どうやらギャンツェまでの近道らしい。
砂煙の舞う中、なんとなく道らしきところを進んでいく。さすがのランクルでも結構な揺れだ。
途中いくつかの集落を通り過ぎる。ランクルが通ると、後ろから走って追いかけながら笑顔で手を振る子供たち。いいねえ。
それにしてもチベットの景色は本当に素晴らしい。
このランクルの旅は前々から楽しみにしてたけど、思ってた以上に素晴らしい景色が見れて大満足。
これから三日間、忘れられない景色にたくさん出会えそうです。


しばらく走ると、左手に岩山にそびえる城塞が見えてきた。
「お~!!」
車内にどよめきがおきる。あれがギャンツェの町だ!
古くからインドとの交易の中継地として栄えたギャンツェは、チベット自治区第六の人口を有する、こじんまりとした町だ。
さきほど見えてきた城塞はギャンツェ・ゾン。チベットに侵攻したイギリス軍と激戦の舞台となった場所でもあるらしい。
パンコル・チューデ(白居寺)の前でランクルは停車。
ドライバー曰く、早くしないと日が暮れてしまうので1時間で観光しろとのこと。まあしょうがない。
とりあえず、ギャンツェ・ゾンを見たりしながら町をブラブラ。
チベタンテイストを色濃く残した町と聞いていたが、町には至る所に漢字があふれ、中国風な雰囲気に侵されつつあるなあという感は否めなかった。
文革でも数え切れないほどの寺院が破壊されたらしい。残念なことだ・・・。
それでもやはり、古いチベタン風の街並みや家屋は他の町よりは多く残っていたし、見所のある町であることはたしかだった。特にギャンツェ・ゾンは素晴らしい雄大さを誇って僕らを見下ろしていた。
一人でパンコル・チューデの中に入っていったケン君によると、パンコル・チューデもかなり素晴らしかったとのこと。行っときゃよかったなあ。


1時間後に、皆集合してさあ出発!
と思いきや、200メートルも進まないうちにランクルがエンスト。。
ドライバーが、5分ぐらいカチャカチャやっているが一向にエンジンがかからない。
おいおい参ったなあ今日はここでストップかよ・・・、と思ってたら、ドライバーが何か呟きながら外に出てボンネットを開け始めた。
修理でもするのかと思って見ていたら、ボンネットの中のホースみたいなのから、なにか口でチューチュー吸い出し始めた!

「えーっ!?」
おっさん何やってんの、みたいな感じで皆でドライバーの姿を見守る。
しばらくチューチューしてから、ペッと口から液体を吐くドライバー。あれは石油か!?
そして、ドライバーが運転席に戻ってエンジンをかけると、アラ不思議、車がちゃんと動き出した!
ん~、すごいね。
その後、ドライバーが胃薬を飲んでいたのが気になったが、まあ動き出したからいいか。
夕暮れの中をランクルはしばらく快走し、1日目の宿泊地シガツェの町に到着。
歴代パンツェン・ラマが住持を勤めたタシルンポ寺近くの宿に入り、皆で同じドミの部屋に宿泊することにした。ベッドが四つしか無いのが痛いけど、意外とキレイな部屋だ。

しばらくまったりした後、夕食。我々夫婦のたっての希望で、近くの飯屋で皆で火鍋!
久しぶりに食べる真っ赤な火鍋に舌鼓。あ~、美味かった!

宿に戻って、女性陣がシャワーを浴びてる間に、男三人でエロ動画の鑑賞会。
コウジさんもケン君も旅を始めて長いことこういうのから遠ざかってたようで、中学生のように真剣に見入っていたのがなんか面白かったです。
そんな感じで充実した一日が終了。残りの二日間も楽しみだ!
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