2007年11月19日 の出来事 |
放置プレイ -アウランガバード→フーブリ→ホスペット-
フーブリ行きの夜行バス。朝方になってようやく太陽が照り始めた。
ふう、やっと眠れそうだ・・・。
昨夜は寒くて寒くて、もう全く眠れなかった。いくらインドとは言え、時期も時期だし、何より隙間風がビュービュー入ってきて、モロに風が体に吹きつけてきていたのだ。
なにこれ、罰ゲーム!?
ていうか、バスの入口がピシャッと閉まるようにしてくださいよ。そこのオデコに何か赤いヤツつけてる乗務員さん。
まあそんなわけで、眠れぬ夜を震えながら過ごし、太陽が照り始めて暖かくなり始めた頃に睡眠に入る。
で、正午頃にフーブリのバスターミナルに到着。
当然のごとく寝不足。15時間近くの移動だったし、あ~しんどい。。
とりあえず近くの飯屋で昼飯を食べることにした。眠いけど腹は減ってるようだ。
普通の食堂。英語が通じないので、適当に指差したり、「ターリー」とか言ったりしながら注文したら、なんか四皿ぐらいがテーブルに並べられてしまった。
こんなに食えねえよ・・・。

と思ったけど、意外と大部分を平らげてしまったのがすごい。
さすがは寝不足。神経が麻痺しちゃってるのかな!?
食後にチャイまで飲んでお店にバイバイ。バスターミナルへと戻った。
さて、こんなフーブリとかいう町には全く用は無いので、早速ここからまた移動だ。
我々はハンピに行きたいのです。それだけ。
でもハンピへの直通バスは無いから、まずはその手前のホスペットという所へ行くしかないとのこと。
そこらへんにいたインド人に5人ぐらい聞いてみた結果から推測すると、ホスペット行きのバスは1時間ぐらい毎に出ている様子。
うん、とりあえず待ってみよう。

バスが来るたびに、「これってホスペット行き?」って運転手に聞いてみる。
が、即座に返ってくる「ノー」という返事。
さすがに1時間毎だったらそろそろ来てもよくね?って思うぐらい待っているのだが、入れ替わり立ち代りでやってくるバス10台ぐらいに聞いても、すべて「ノー」という回答。
ここが乗り場じゃないのかなとかも思いながら、とりあえず根気強く待つ。
すると、あまりに待ちくたびれたのか、嫁がトイレに行きたいと言い出した。
まあ10台も来ないんだから、これからもしばらく来ないだろうと思い、「お~行ってきなよ」と快くトイレへと送り出す。
が・・・
嫁がトイレに行って2分ほど経ったときに、フーブリ行きのバスが目の前にやってきた。
運転手は間違いなく「フーブリ」と言っている。
うわあ、バッドタイミング。。
「トイレ行ってから2分ぐらい経ってるから、そろそろ戻ってくるんじゃない!?これが行ってしまったら、次が来るまで1時間待たなきゃいけないし・・・」
後から考えるとよくわからんけど、とっさの判断で嫁の荷物も一緒に持って(つまり重い重いバックパックを2個とサブバックを2個とお菓子袋を持って!!)、一人でバスに乗り込み、席を確保しようとバスの後ろのほうへと歩み進める。
で、嫁がトイレ終わらせてそろそろこっちに向かってるんじゃないかなと窓の外を確認、・・・しようとしてたら、なんとバスが動き出しちゃった!
しかも猛スピードで。
おいおい、ちょっと待ってくれー!!!
****以降の文章は、嫁さまがお届けします****
スッキリしてトイレから乗り場へと戻ってきた私。
さっきまで座ってた場所に目を向けるが、あの大きくて青いカバーのかけられた私のバックパックが見当たらない。
そしてダンナの姿も。。。
周囲を見回すが、影も形もないので、ジェスチャーしながら近くのインド人に尋ねてみる。
するとバスのほうを指すインド人。
あっ!先に乗ってるんだぁ~と思い、2~3台のバスを覗くがドコにも乗ってない。
もう一度辺りを探すも、どこにもいない。。。
とりあえず、荷物を置いてた所へ戻るが、皆英語がまったく通じず、バスの方向を指すばかり。
不安がってる私に、ようやく英語が話せる人が近寄ってきて話しかけてきた。
インド人:「彼は行きました。」
ワタシ :「はぁ?!」
ワタシ :「ドコへ?」
インド人:「バスに乗って行きました。」
ワタシ :「だぁからぁ~どこへ?」
インド人:「・・・わからない。」
まっじでぇ――→★ めっちゃ焦ってきた。
まず荷物がまったくないのですが、着替えはどうしたらいいの。。。
あっ、所持金50ルピーしか持ってねえ。あうあう・・・。
それで、ダンナは一体どこへ行ってしまったのだろう。なんか実は、人さらいに遭ったとか?ニセ警察に捕まったとか?
・・・マジどうしよう。
もう落ち着く事は不可能なパニック状態。
とりあえず教えてくれたインド人に「ありがとう、少し待ってみるわ」と告げて一人でボーォっと立ち尽くす。
3分ほど立ち尽くす。
さらに、3分ほど立ち尽くす。
さらにさらに、3分ほど立ち尽くす。
・・・すると、
ダンナが汗だくで、しかも荷物を二人分引きずりながら歩いてくるのが見えた!!
泣きじゃくりながら走ってダンナのほうへ駆け寄るワタシ、そしてそこらへんにウンコみたいなのが転がってる地面に座り込んで、大声で号泣する。
「うわぇ、うわぇ、うわぇーー」
みたいなことを叫んでたそうです。
で、ダンナと再会をはたした私の周りに、当然のようにインド人がたくさん集まってきた。
しかも、ものすごい勢いで増えるヤジウマの方々。わお、すごい集客力♪
泣いてる黄色人種がそんなに珍しいかぁ、ぼけぇ!!と思いつつも、安堵から涙が止まらず。。
ヒクヒク言いながらインド人の群れを押しのけて、ダンナとバス乗り場へ戻ったのでした・・・。

ダンナの話によると、ダンナは発車してしまったバスの中で「ストップ、ストップ!」と叫んでたらしいのだが、結局バスが停まってくれなかったらしく、300メートルぐらい行った所のカーブで、スピードが緩まったタイミングを見てバスを飛び降りたらしい。
で、バックパック2個とサブバック2個とお菓子袋を持って、300メートルの道のりを死にそうになりながら歩いて戻ってきたんだって。
まあ自業自得だね。ワタシを置いていった罰じゃ!
今度こそ二人でホスペット行きのバスに乗車。
到着したのが日が沈んだ後だったため、あたりは暗かったし、移動続きでいつも以上に疲れてたけど、この日ばかりはまた放置されるのが嫌で、二人で宿探し。
いつもだったらどちらかが荷物を見てて、片方(主にダンナ)が宿を探しに行くんだけどね。
こういう日に限って宿がなかなか見つからず、かなり辛かったけど、どうにかこうにか宿を見つけてチェックイン。
部屋のベッドに寝転がると、いつも以上に心からホッとして、まるで底なし沼に沈みこんでしまうかのような睡魔が襲ってきて、いつのまにか夢の中に突入していたのでした・・・。

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