世界一周 かけあし夫婦旅行 - かけてこ

かけてこ ~世界一周かけあし夫婦旅行~

バックパック背負って世界に飛び出した夫婦の、かけあし世界一周の模様をつづったバックパッカー旅行記です ⇒サイト案内

2007年12月 4日 の出来事

死海でプカプカ -エルサレム⇔エン・ゲディ-

今日はエルサレムから日帰りで死海のあるエン・ゲディというところまで行くことにした。

ヨルダン側からも死海には行けるのだが、イスラエル側のほうが断然いいという情報を聞いていたため、イスラエルに入るまで楽しみとして取っておいたのだ。

エルサレムの旧市街を歩き回ったり、パレスチナ自治区に行ったりと色々やりたいことはあるのだが、「まずは死海でしょ!」って感じでとりあえずエン・ゲティへ向かうことにした。

海抜マイナス400メートルほどの低地にあるこの「死海」は、その塩分濃度が非常に高いため、体を入れるとまったく下に沈まずに、プカプカと浮いてしまうということで有名だ。

この浮いてしまう感覚ってどんなん?っていうのを友人と議論したことがあるが、そのときは「イカダを水に沈めようとしても沈まない感じ」っていう意味不明の結論にいたった。

いったいどんな感じになるのだろうか・・・、楽しみだ。


まずはエン・ゲティ行きのバスが出ているセントラル・バスステーションというところへ市バスに乗って向かう。

それにしてもイスラエルは物価が高い!

ほんの10分ぐらい市バスに乗っただけなのに150円ほどかかった。こないだまでインドにいたためついつい比べてしまうのだが、インドのなんと20倍ぐらいの価格設定!

ちなみに、イスラエルの中には二種類の物価(なんか変な言い方だが)が存在する。

パレスチナ価格とイスラエル価格。

前者は主にパレスチナ自治区内で適用され、後者はそれ以外で適用される物価となる(エルサレムでは両方混在してるけど)。

まあ極端な言い方をすると、イスラム教徒向けの価格とユダヤ教徒向けの価格と言えるのかも知れない。

もちろん両者で売ってるものも異なるため単純な比較はできないが、ざっと見たところイスラエル価格のほうが2~3倍高い感じだ。


もうこの時点でパレスチナ側を応援したくなるのだが、まあしょうがないので、イスラエル価格150円を払って市バスに10分揺られる。

セントラル・バスステーションは、意外にもショッピング・センターみたいな感じの建物だった。

見た目も内装もキレイでピカピカで、もう先進国の建物って感じだ。

しかし、ショッピング・センターみないなくせして、この建物に入るためには荷物チェックを受けないといけない。

入口には金属検査機みたいなのが置いてあって、面倒くさいことに荷物から体に身につけているものまで細かくチェックされる。まるでこれから飛行機に乗るみたいな感じで。

あ~面倒くさい。こんな純朴そうな日本人が爆弾持ってるわけないじゃん。笑顔がエロいとはよく言われるけど、真顔はまったくの善良市民ですよ。もう顔パスにしてくれ。。


バスステーションの中に入り、バスを待つ。

このバス待ちスペースの雰囲気、まあパッと見は全然普通な感じなのだが、よく見渡してみると、なにか変なことに気付く。

あきらかに銃を持った人の姿が多いのだ。

このバス待ちスペースにいる人のうち、三割ぐらいの人が軍服を着て銃を持っていた。

イスラエルは男女問わず兵役があるとは聞いていたが、バッチリメークで髪型もオシャレに決まってて腰パンはいてるのに、全身カーキ色の服着て肩から銃をさげた20歳ぐらいのオネエチャンたちがあふれかえってる姿を目にすると、なかなかのカルチャーショックではあった。

まあでもこれがこの国の普通の風景なんだろう。イスラエルの軍隊ってマジで強そう・・・。

銃を持ったオネエチャンたちと一緒にバスに乗り込み、エン・ゲティへと出発。

オネエチャンたちはバスの警備をしてたんじゃなくて、普通に移動したかっただけらしく、途中の軍事施設みたいなところで銃をカシャカシャ鳴らしながら降りていった。

お仕事がんばってね。仕事中はメールばっかりやってたらダメだよ。


さて、我々はバスに1時間半ほど揺られて目的地のエン・ゲティに到着。

「死海」という名に似合わず、このエン・ゲディにはなんとスパがあるのです。

そこで泥パックしたり、温泉に入ったりできると聞いていたので、そのスパの前でバスを下車し入場する。

スパから死海のビーチ(?)までは300メートルぐらいあるのだが、送り迎えしてくれる台車みたいのもあるようで、まさに至れり尽くせり。なぜかプールまでついてるしね!

日本の健康ランド的雰囲気に包まれているこのスパ、爺ちゃん、婆ちゃんの姿もよく見かけるが、「死海」って名前と不似合いなような気もするが、よくよく考えると合ってるような気もする。


そんなことはどうでもいいのだが、さすがに12月とあって、ここ死海も結構な寒さだ。風もかなり吹いている。

まあでも、80歳ぐらいのヨボヨボのお爺ちゃんでも普通に死海に入ってるからたぶん大丈夫なんだろう。昼飯を食って体を暖めてから、いざ死海へ向かう。

死海は思ったよりも綺麗で透き通った水色をしていた。

「お~、リゾートチック!」とハシャギながら、裸足になって海(湖だけど)へ向かう。が、地面が塩でゴツゴツしててかなり痛い!

これは想定外。けどそんなゴツゴツに負けずに、足をソロソロと引きずりながら寒さを堪えて水の中へ入る。

で、沖のほうへ進んで足を地面から離す。


「お~、浮いてる~!!」

見事に浮いてしまいました。

体を沈めようと思って腰を深く落としても、すぐにプクゥ~と浮かんできてしまう。

腕を沈めても足を沈めても、浮力が働いてプクゥ~と浮いてしまう。

なんか変な感じだけど、死海ってとりあえず楽しい~!

ウツブセになったりアオムケになったりしながら、くるくると回ったりして楽しんでたら、なんか自分が丸太になったような気分になった。

イカダってのもそう大きな間違いではなかったかも!?

20分以上入ってたら、尿道に塩が詰まってチンコが痒くなるというウワサを聞いてたので、残念ながら死海浮遊を20分で切り上げ、泥パックコーナーへと移る。

体中に死海の泥を塗りまくりミネラル補給!

パック中は風が吹いてて寒かったけど、体がツヤツヤになったぜ~!

でその後は、温かい死海のお湯があふれる温泉でひとっ風呂。温泉でももちろんプカプカ~。

ゆったりまったりした後は、バスに乗ってエルサレムへ戻る。宿の夕食の時間にも間に合ったし、よかったよかった。

まさに、日帰り旅行ってのはこんなものだって感じの、満足のいく一日だったのでした。



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