2007年12月12日 の出来事 |
チェコ入り -ウィーン→チェスキー・クルムロフ-
とりあえず朝早く起きて、ラウンジでパソコンをネットにつないでサイトに目を通す。
どうやら復旧しているようで、一安心。
昨日のエロポーカーのせいで手が回らなかったサイトの改良に、一人パソコンをにらみながら取り組む。
しかし朝っぱらから顔も洗わずにパソコンいじるってのは、やはりちょっと虚しい。しかも花のヨーロッパ、音楽の都ウィーンですよ、ここは・・・。

まあしょうがないということで、一通り改良が終わってアップする前に、サイトを確認してみる。
・・・と、また転送量オーバーでサイトが見れなくなってしまっていた。しかも、見れない状態が続いたせいか、Yahoo!の登録からも抹消されていた。
あ~、悲しい。。
とりあえず、改良後のファイルをアップして、レンタルサーバーに再び復旧依頼を出し、Yahoo!にも諸事情をメールして復活してもらえるように頼んだ。
しかし、こんな朝っぱらからオレは何をやってるんだろ・・・。
まあやるだけのことはやった。とりあえず昨日街で撮ったマネキンの写真を見て荒んだ心を癒し、部屋へ戻って宿を出る準備を始めることにした。

今日はここウィーンを出て、チェコにあるチェスキー・クルムロフという町を目指す。
この長たらしい名前の町は、13世紀に築かれた城を中心にした中世の美しい町並みを残す古都だ。町全体が世界遺産にも登録されている。
当初は行く予定が無かったが、行った人から「けっこういいよ」という話を聞いたため、予定変更して立ち寄ることにした。
ウィーンからそのままプラハへ行くってのも、ちょっと芸が無い感じがするしね。
宿を出て駅へ行き列車のチケットを買って乗り込む。
これまでアジアの列車にいくつか乗ってきたが、やはりヨーロッパの列車は格が違う。
ドアや窓の建て付けはいいし、イスだって背もたれが柔らかくて、ゆったり足を伸ばせるぐらいスペースもある。車輌間のドアはスムーズに開閉する自動ドアだし、もちろん暖房だってきいている。
車内に、物乞いとか執拗にジロジロ見てくる乗客とかチャイ売りとかがいないのは、なんとなく寂しい気もしないでもないが、でも文句のつけようがないほど快適であることはたしかだ。

列車はチェスキー・クルムロフを目指してゴトゴトと進んでいく。
途中から車窓には雪景色が広がり始めた。小麦粉を空から落としたような、そんな粉のような雪が窓の外に舞っていた。
「そういえば北へ向かって進んでるんだよなあ・・・」
何となく呟いていた言葉だったが、次の瞬間「なんで冬の寒い時期に、わざわざ寒い所へ向かって進んでるんだよ」というツッコミを自分自身に入れていた・・・。
オーストリア側の国境駅に着くと、列車内にポリス風の男が乗り込んできて出国手続きが行われた。
わざわざパソコンを持ち込んできて、時間をかけてけっこう細かなチェックを行うポリスたち。

ヨーロッパって国境が無いようなもんだと思ってたので、ここまできちんとした手続きするってことがちょっと意外だった。
・・・が、チェコ側の入国手続きは、駅員みたいなオッサンがパスポートをちらっと見ただけ。入国スタンプも無し。
この違いは何なんだろうか・・・。
ていうか、入国スタンプ無くていいの!?
まあそんな感じでチェコに入国。
合計4つの列車を乗り継いで、なんとかチェスキー・クルムロフに到着した。あ~、面倒くさかった。
重い荷物を背負って列車を降り、チェスキー・クルムロフの駅を出ると、思わず低い声で「おー」と唸ってしまった。
人が誰もいない・・・。
まあ、こんな寒くて暗いオフシーズンに誰も来ないよな、こんな片田舎に。。
バスに乗って旧市街のほうへ向かい、宿へと入る。
泊まった部屋はドミトリーなのだが、客が他にいないため占領状態。宿代もオフシーズン料金になってるみたいだし、まあこれはこれでちょっと嬉しい。
というか、冬のヨーロッパのメリットはこれだけだな。
もうすでに空は暗くなってきていたが、ちょっと町へ散策に出た。
小高い丘のような城があって、その周りに赤屋根のこじんまりとした家屋が立ち並び、その中にちょっとした教会があって、小さな川がくねくねと流れている。
ただそれだけの小さな町だが、なんだかおとぎ話に出てきそうなメルヘンチックな雰囲気が漂っていて、なかなか気に入った。
明日またじっくりと散策することにしよう。

その足で飯屋に入り夕食をすませる。
スープとカツレツのようなものを注文し、そして生ビールを1杯たのむ!
やっぱりチェコといえばビールですよ、ビール。

「真夏の炎天下の中で飲む冷たいビールも最高だけど、冬の寒空の下で飲むビールもまた趣があっていいもんだよ」
と嫁に強がりを言いながら、ジョッキをぐいっと飲み干して店の外に出ると、寒さがアホみたいに体の芯まで伝わってきて、思わず白目をむいて倒れそうになってしまった。

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