2007年12月22日 の出来事 |
キリスト教国と仏教国 -ブダペスト-
インドやイスラエルなど宗教色の強い国を旅しているとき、現地の人からよくこんな質問をされた。
「お前は何教徒だ?」
そんなときは何となく自信なさそうにこう答えるのだった。
「う~ん、仏教徒」
もうすぐクリスマス。
日本ではクリスマスが近づくと街中に異様な熱気があふれてくる。
鮮やかな光を放つイルミネーションが輝きはじめ、ジングルベルのメロディがそこら中に鳴り響き、カップルたちがベッタリとくっつきながら通りを埋め尽くす。
キリスト教国のここハンガリーでは、そんな仏教国ジャパンとは対照的に、クリスマスが近づくとともに街からはどんどん活気が失われていっていた。
人々は通りから姿を消しはじめ、店という店がことごとくシャッターを下ろしはじめた。

気候が寒いだけでなく、街もほんとに寒~い雰囲気。
ヨーロッパのクリスマスは寂しいとは聞いていたが、これほどまでに街から生気を失わせてしまうものだとは思ってなかった。ほんとに街がシーンと静まり返っている。
皆、クリスマス前後は、家族とともに家の中でゆったりと時間を過ごすのだろうか。
まあとにかく旅行者である我々にとっては、あまり好ましくない状態であるのはたしかだった。
静まり返った街を歩いたところで面白くもないし、何よりお店がどこも閉まってしまうというのが辛い。外食ができないどころか、食料品も容易に手にするができなくなってしまうのだ。
というわけで、今日は買い出しに出かけた。クリスマス中に飢え死にしないように。
昨日ちょっと偵察した中央市場へ行き、野菜とか肉とか酒とかを物色。

かなりの時間、市場内をふらつきながらあれこれ欲しいものを探し歩いていた。やっぱりどこの国でも市場ってのは楽しいもんだね。
結局、大量の食料品が詰め込まれたビニール袋を両手一杯に持ち、指の肉をめり込ませながらなんとか宿へと戻った。
これで何とかクリスマスは越せそうだ・・・。
それにしてもキリスト教国って大変だよね、毎年クリスマスがこんなに静まり返っちゃうと。当日は交通機関も一部ストップするらしいし。
あ~、クリスマスは大賑わいな仏教国に生まれてよかった。
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