2007年12月31日 の出来事
いい感じの年越し -ドブロブニク-
午後2時頃に起床。
昨晩「魔女の宅急便」を観てテンションがあがったとはいえ、夜更しがたたったようで、こんな時間まで寝てしまったようだ。
まずは布団から出てトイレへ行き、昼一番の放尿。
チョロチョロチョロ・・・、ん!?
なぜか体を左右に揺らしている自分に気がついた。あまりの揺れにオシッコが的から外れてしまいそうだ。
「なんだ、なんだ?」と思って、寝起きでボンヤリする頭をフル回転させてよくよく考えてみる。
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どうも自分でも知らず知らずのうちに、ユーミンの 「小さい頃は~♪」 ってやつを口ずさみながら、音に合わせて体を動かしていたようだった。
水面を叩くオシッコの音と流水の音が小気味良いリズムを刻む中、一通り最後まで歌い終えてからトイレを出た。
うん、すがすがしい昼だ。

「ヘイ、ボォ~イ。×▲☆%#+★$@*□▲!」
トイレから出て台所へ行くと、オバちゃんが相変わらずのとろけそうな口調でなにやら話しかけてきた。
はっきり言って、このオバちゃんの話す言葉は「ボーイ」って単語以外聞き取れない。いったい何語を話してるんだろうか?
適当にニコニコして聞いていたら、オバちゃんは冷蔵庫をゴソゴソとまさぐった後、そこからオカズを何品か取り出して僕らにくれた。
昨晩の残り物だろうか。まあ何はともあれ、腹が減って何か食べたいなあと思っていたところだったので、とても有り難いプレゼントには違いない。
オバちゃんに「サンキュー!」と笑顔で返す。
と、なぜかまた「ボォ~イ」と言いながら、フェードアウトするようにオバちゃんは台所からノソノソと出て行った。
よくわからんけど、まあ良い人だということは確かだろう・・・。

今日は大晦日。
旧市街のほうでカウントダウンパーティーがあるという話を聞いていたので、それまで近くのスーパーに行ったり、散歩したりしながらマッタリと時間を過ごす。
それにしても、外を歩くと気分が良い。
見渡す限りの青空、そして家々の赤い屋根。
ドブロブニクといえば旧市街が特に有名だが、旧市街の外にもこんな雰囲気の良い風景が広がっているとは思っていなかった。美しくてのどかな、とても気持ちが落ち着く風景。
いやあ、サラエボとかで年越しすることにならなくてほんと良かった!


で、夜。
夜10時過ぎぐらいに旧市街に行くと、これでもかってぐらい人があふれかえっていた。
ワイン片手にベロンベロンに酔っ払ってるオッサンもいれば、お菓子を食べながら肩車の上から笑顔をのぞかせてる子供もいる。不思議なダンスを踊りながらやたらとペラペラしゃべってる青年もいれば、サンタの格好をしてはしゃぎ回ってる女の子もいる。
とにかく、みんな一様に陽気だ。
広場的な所にステージが特設されており、そこでミュージシャンによるライブが行われていた。

想像していた以上の盛り上がりぶりに、テンションあがりまくりの我々。
ステージには何やら大御所らしきミュージシャンも登場。しぶい声でしぶい曲を歌い上げる。
はちきれんばかりの興奮感に辺り一帯が包まれた頃、皆が一斉に声をあげはじめた。
「10、9、8・・・」
おー、ついにカウントダウンだ!!
クロアチア語!? 数字の発音はよくわからんけど、とりあえず周囲の声に乗っかり、僕らも声をあげる。
「5、4、3、2、1 ・・・・・・ オー!!!!!」
すげ~!!!
これ以上ないってほどのものすごい歓声があがり、そこら中で見知らぬ者同士が抱き付きあい、握手し始めた。
人々の頭の上にはシャンペンの泡が飛びまくり、空には色とりどりの花火がバンバンあがっていた。
「ゆく年くる年」を見ているよりも、「新年が来た!」って感じるのする、そんな年越し。いやあ感動的。
世界一周旅行中に迎えたこの年越しは、僕らの思い出の中でずっと生き続けることだろう。
ほんとドブロブニクに来てよかった!

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