2008年1月18日 の出来事 |
爆破テロ事件 -ダハブ-
ダハブの海岸沿いに伸びる、数百メートルのメインストリート。そのメインストリートの中ほどにある橋の近くで2年前にある事件が起きた。
23人の死者と多数の負傷者を出した、爆破テロ。
橋の近くには、日本人インスラクターがいることで有名な「ディープ・ブルー」というダイビングショップがある。
いつものように橋を渡りながら、ディープ・ブルーのほうを目をやると、入口付近にその爆破テロの跡らしきものが残っているように見えた。

嫁の実家の山形に行った時のこと。
人通りの少ない田畑が広がる田舎道を車に乗って嫁と一緒にドライブしていたら、ある看板が目に入った。
「テロ警戒中」
目に入った途端、とても新鮮な空気が頭の中を通り過ぎたような気がした。
そして、その看板に書かれていた言葉を頭の中で反芻させながら、「ムムム」と言葉にならない感覚を感じてしまったのだった。
助手席では嫁が、「テロ警戒する前に、アメリカ産牛肉を食わせろ~!」と意味不明な言葉を吐いていたが、意味不明ながらも「ごもっとも」と何となく納得してしまっていた。
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ダハブで爆破テロがあったという話を聞いたときも、山形の時と同じような「ムムム」的な感覚に襲われた。
こんな、とてもノドカで平和そうに見えるビーチリゾートで、爆破テロがあったなんて・・・。
この旅に出る前、日本にいるときに、「エジプトでテロがあった」と聞いていたら、もしかしたら「ふむふむ、なるほどね」という感じで納得していたかもしれない。
が、実際こうしてその土地に来てみると、爆破テロが起こりそうな雰囲気など微塵も感じられないのだった。
そこには、青く澄んだ紅海と乾いた山々が広がり、イタズラ好きで人懐っこい陽気なエジプト人たちがいるだけだった。

しかし裏を返せば、「意外な場所で起こりうる」というのが、テロの本質なのかもしれないと思ったりした。誰も予想できない所で起きるから、成功してしまうのだ。
そう考えるとやはり、優先すべきは「アメリカ産牛肉よりもテロ警戒」なのかもね。
今日は気分転換に宿を変えてみたのだが、日本人も多くてなかなか居心地の良い宿だった。
談話スペースのようなところも広くてゆったり横になれる。うん、変えて正解。

で、テロの起きた橋の近くをブラブラと歩いていたら、前方から「お~っ!」という声が聞こえてきた。
なんだろうと目を凝らして見てみると、なんと1ヶ月ほど前にブダペストでクリスマスを共に過ごし、寿司T同盟を結成したトオル君が歩いていたのでした。
→ 参考ブログ
再会というのはやはり嬉しいもの。地中海を越えての偶然の再会に歓喜し、しばし立ち話。
どうやらトオル君はディープ・ブルーでダイビングのライセンスを取得中のようだった。
海に入ろうか考えてるところだということを彼に話すと、「じゃあ、ゴーグル貸しますよ」と、シュノーケリング用のゴーグルを快く貸してくれた。
これはありがたい!
海に入ろうか迷っていた僕の背中を押してくれる、心強いサポートだった。
明日はゼッタイ海に入ろう!
夕食は、節約のためコシャリ。
米、スパゲッティ、マカロニといった炭水化物の山の上に、レンズ豆や揚げ玉ねぎをのっけ、その上にトマトソースをかけた、エジプトでもっとも有名な庶民料理だ。

カイロでたらくふ食ったのでだいぶ飽きてはいたが、でもやっぱり食ってみると美味いコシャリ。
しかも50円ぐらいで腹いっぱい食えるのが嬉しい。
最近、贅沢な食生活が続いていたから、しばらくはコシャリ生活かな・・・。
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