世界一周 かけあし夫婦旅行 - かけてこ

かけてこ ~世界一周かけあし夫婦旅行~

バックパック背負って世界に飛び出した夫婦の、かけあし世界一周の模様をつづったバックパッカー旅行記です ⇒サイト案内

2008年2月21日 の出来事

サンダルと大都会 -モヤレ→ナイロビ-

早朝5時、トラックはイシオロの町広場でゆっくりと停車した。

地獄のような20時間がようやく終わりを告げようとしていた・・・。

もう体中が痛くて何もやりたくない気分だけど、今日は嫁日記でお伝えします!

いつもだったら「移動中は熟睡」が基本中の基本のワタシなのですが、このトラック荷台の移動中は、まったく眠ることができませんでした。

だって、座る場所もうまく確保できず、バランス悪い状態でず~っとトラックの揺れと、吹きすさぶアフリカの風に20時間耐え続けなきゃいけなかったんですもの。

それにひきかえ、うちのダンナ。

他の乗客たちから顔やら腕やら足やらを踏まれまくって、ボロ雑巾みたいな状態になってましたが、でも昨晩は寝てた。

確かに寝てた。いやゼッタイに寝てた!

荷台に積まれたズタ袋の隙間に、ダンゴ虫みたいに体を丸め込んでスポッとハマってぐっすり眠ってました。チクチョーめ!

ボーッとする頭と痺れきった体を奮い立たせながら、トラックの荷台から降りようとする。

けど・・・、サンダルが片方だけ見つからない!

移動中はトラックの揺れに耐えるため、サンダルを脱いでずっと素足で踏ん張っていたのですが、そのサンダルの右側がどこにも見当たらないのです。左側はあるんだけど。

荷物の隙間に落ちてってしまったのかな・・・。

とりあえず裸足の状態で荷台から降りれずにオロオロしていたら、周囲のケニア人たちがワサワサと近寄ってきた。

サンダルが無いことを説明すると、真面目な顔をしながらそのうちの2、3人の男たちが“親身”になって探してくれた。

10分ぐらい一緒にゴソゴソ捜索。

だけど、結局発見できなかったので、あきらめることにした。うーん、残念。。

皆に「もうあきらめた。ありがとう」と伝え、サンダルの片方(左側)をゴミ捨て場に投げ捨てて、とりあえずダンナの靴を履いてその場を後にすると、後ろから「サンダルがあった!」という声が聞こえてきた。

思わずハッとして後ろを振り向くと、さっきの男たちが駆け寄ってきて、手にしたサンダルを私に見せてきた。

しかしよく見ると、それはさっき私がゴミとして捨てた左側のサンダルだった・・・。

「それは私の探してた右側じゃない」と伝えて去ろうとすると、さっきまであんなに親切に探してくれていた彼らの表情が一変して、大きな声でこう怒鳴り始めたのでした。

「ギブ・ミー・マネー!」

どうやら彼らの言い分は、「探してやったんだから金よこせ」ということのようです。

極度の寝不足と疲労から、私は超カチンときてしまい、「私は右側を探してたの!それに金の話なんて一言もしてなかったじゃん!」、「見つけてもないのに、バカ言ってんじゃね~!!」っと喚き散らしてやった。

なんだか益々体力消耗、気持ちもぐったり。。

広場に停まっていたナイロビ行きのバスに乗り込み、久しぶりの座席に座ると、あっという間に眠りの世界へと突入していったのでした。

窓の外のまぶしさで、約5時間の爆睡から目が覚めると、もうそこには今までと全く次元の異なる、超近代的な街並が広がっていました。

ケニアの首都ナイロビ。人口200万を擁する東アフリカ最大の都市です。

いやあ、久しぶりの大都会だ~。美味しいご飯と暖かいシャワーにありつけるかな~。

しかしバスを降りると、なんだかとっても不穏な雰囲気が・・・。

そう、ナイロビはとっても都会なんだけど、とっても失業者とかが多くて、とっても治安の悪い街なのです。

なんでも、世界三大犯罪都市のひとつとまで言われてるらしい。

しかも、つい1~2ヶ月前まで大統領選のゴタゴタで暴動が起きまくっていたようで(下の動画参照)、いつもよりもさらに「やな感じ」みたいなのです。

この界隈にいる黒人たちは、昨日まで見てきた黒人たちとは、なんだかオーラが違うような気がした。

なんかとってもデンジャラスな感じがして、危険な香りがプンプンする。

たぶん怖がりすぎて身構えすぎてるのだということは、自分でもわかっていたけど、でもとにかくこの場から一刻も早く立ち去って、安全な宿に入りたいと思った。

バスを降りてすぐに声をかけてきたタクシードライバーも疑わしくって、バス会社の窓口に「この男は本当にタクシードライバーなの?」とわざわざ聞きに行った。

そいつがタクシーライセンスのような身分証明書を見せてきても、偽者ではないかと思ってしまうくらい、全ての人間が敵のように感じてしまったのでした。

で、結局は半信半疑のままそのタクシーに乗車。

どうやら騙されてはいなかったみたいで、無事に目的の宿に到着!

よかったよかった。

この街にいる間は、ちょっと気を引き締めていかないとね。

宿にチェックインしてベッドの上に身を投げ出すと、安堵からか、体中にじんわりと言いようの無い感覚が広がり、それからしばらくして体中にじわじわと痛みが走りだした。

あ~、筋肉痛だ~。

トラックの荷台の上で、特に力を入れて踏ん張っていた箇所の筋肉がピクピクピクピク痙攣していた。

がんばったよなあ・・・。

痛いけど、なんだかちょっぴり心地の良い筋肉痛のような気もした。

暖かいシャワーを浴びて体中に染み付いたヨゴレを洗い流した後、久々に大型スーパーへ行って食材を購入。

宿にある調理器具で料理を作って食べたのですが、ここ何週間も味わったことのないような、本当に美味しい美味しい食事でした。

我ながら、少なくともエチオピアじゃ食えないですよ、この味は。

いやあ、幸せ♪

ブカブカのダンナの靴をはいた筋肉痛の足をブルブルふるわせながら、こみ上げてくる幸せという感情を、食事とともに味わった、そんなひと時でした。

また新しいサンダル探さなきゃ。



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