2008年3月 1日 の出来事 |
シットリとジットリ -モシ→ダルエスサラーム-
朝食をとるため屋上の食堂へ行くと、朝日を浴びて赤く色づいたキリマンジャロの雄姿が目に入ってきた。
山頂に積もった白い万年雪は、太陽の光に照らされて今にも溶けてしまいそうに見える。
輝く山、キリマンジャロ。
そのとても大きく美しい山の姿をボーッと眺めていたら、芳醇なコーヒーの香りが漂ってきた。
これは間違いなくキリマンジャロ・コーヒーのはず!
朝食の飲み放題コーヒーなので、たぶん安い豆を使ってるのだとは思うが、それでもすごく贅沢な気分だった。
やっぱりコーヒーというものは、そのときのシチュエーションによって全然味わいが変わってくるものだ、なんてことをシミジミとエセっぽく考えながら、満足げにコーヒーを3杯ほど飲み干した。
シャキッとした朝というよりも、シットリとした朝だった。

「キリマンジャロ見ながらキリマンジャロ」を実現した我々夫婦、これでまたアフリカに来た目的をひとつ達成!
そして次なる目的は、ずばり「ザンジバルの海を眺める(マグロも食べたい)」であります。
ザンジバルと聞いてガンダムを思い出す人も多いかもしれないが、このザンジバルはインド洋に浮かぶタンザニアの島の名称。
周囲を白い珊瑚礁に囲まれたこの島では、とてもとても美しい海の姿を見ることができるらしい。
というか旅に出る前、このザンジバルの海の写真を見て、そのあまりの綺麗さに「世界一周ゼッタイ行くぞ!」と気分がすごく盛り立てられた記憶があります。
まあ当然、海の幸も豊富なわけで、新鮮なマグロもナマで食えるそうなので、それもたいそう楽しみなわけであります。
なんせここ最近、ナマモノといえば、エチオピアのナマ肉ぐらいにしか出会えてないので。

まずは、タンザニア最大の都市ダルエスサラームへと向かう。
もともとはアラブ商人の活躍していたザンジバル王国(つまりザンジバル島)の離宮が置かれてたのが、このダルエスサラームの町で、その名前もアラビア語の「平和の地」という言葉に由来しているらしい。
たしかに響き的にアラブチック。ヒゲ伸ばしたアラブのオッチャンたちが、「ダールアッサラーム!」って言ってる姿が容易に想像できるもんね。
モシの町からユラユラとバスに揺られて8時間、午後4時ぐらいに平和の地ダルエスサラームへと到着し、テキトウに宿を探してチェックインした。

部屋に入って荷物を置くと、グッタリとなって何もやる気が起きなくなってしまった。
特に疲れてるわけではないのだが、とりあえずものすご~く暑いのだ!
もうマジで蒸し暑すぎる。なんなんだ、この町・・・。
綺麗な海を眺めながらのこの暑さだったら納得がいくけど、ただ都会なだけで何にも無いこんな町でこの暑さに耐えるのはちょっとしんどい。。
朝のシットリ感がジットリ感に見事にチェンジ。
アイスクリームを片手に「明日はザンジバルへ行こう」と心に誓い、夕方のくせに青すぎる空を眺めながら、「青いなコノ・・・」と力無くボヤくのでありました。

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