2008年4月18日 の出来事 |
苦難と親切 -リスボン-
ポルトガル時間の早朝5時半に、夜行バスはリスボンのターミナルに到着した。
あー、しんどい。。
昨日から体調があまりよくないにも関わらず、夜行バスの中での睡眠だったため、コンディションは非常にバッド!
「早くベッドの上で横になりて~」と強く願いながら、ダルい体をひきずって、とりあえず郊外にある宿へと電車に乗って向かったのでした。
今日の日記は、そんな感じでとってもダウナ~な、ワタクシ嫁がお届けします。

向かった宿は、ダンナが下調べしていたユースホステル。
ワタシのリクエストに応えて、安くてキッチンの付いてる宿をダンナはネットで色々と探してたみたいだけど、郊外にあるそのユースホステルが一番良さそうだということで向かったのでありました。
がっ・・・!
日の出ていない暗い中を歩きながらようやくたどりつき、チェックインをしようとフロントに声をかけたところ、な、な、なんと、返ってきた返事は「満室です」。
エェェェエエェエエエエエエエエエエエッ!
やっとユックリ眠れると思ったのに。。しかもここ郊外だから周りには何にも無いし・・・。
ガックリと地面に頭がつきそうなほどにうなだれて、もう全く何もヤル気が起きないワタシでしたが、そのワタシの怒りの矛先が自分に向けられるのを恐れたのか、ダンナはアタフタしながら宿の人に話しかけて熱心に交渉をし始めた。
で、交渉の末、泊まるのムリだけど、太陽が出るまでの間、この宿のロビーにあるソファで少し寝かせてもらえることになったのでした。
それだけでもけっこう嬉しいわぁ~。
更に親切なことに、宿の人は他のユースホステルに予約の電話を入れてくれ、更に、更に、細かい場所が書き記された地図までくれて、行き方などを色々と懇切丁寧に説明してくれた。
あぁ~、ポルトガル人やさしぃ~。
皆がフランシスコ・ザビエルに見えてきました。

とりあえず、ソファでZZZzzz...。
気持ちよく寝てたんだけど、太陽が出てきたぐらいのタイミングで小学生ぐらいの子供たちがロビーにあふれてきて、その騒がしさで目が覚めた。
すげー大量に子供たちがいるけど、何これ・・・。林間学校みたいなやつ!?
まあでもある意味、これが本来あるべきユースホステルの姿なのかもね。。
気を取り直して、もうユースでもないワタシたちは、ヒィヒィ言いながら町の中心部のほうへ市バスに乗って移動し、予約したもらった別のユースホステルへ向かったのでした。

途中で道に迷いつつも、親切な人に助けられながら目的のユースホステルになんとか到着。
これでやっとベッドに寝れる~と、ちょっとニヤニヤしながらのチェックイン。
が~、しかし!!
なんと「まだ今の時間は入室ができない」とのこと。掃除しなきゃいけないから、夕方4時にならないと部屋の中には入れないらしい。
何それ!?
夕方4時って・・・、アホじゃないの。まだ朝9時なんだけど。。
宿代回収する前に言えよ、そんな大事なこと。ボケ~!!
もうこれだからヨーロッパってキライだ。安宿なのに、エセ清潔主義みたいなのがまかり通ってて。
部屋なんて汚くていいし掃除もしなくていいしシーツも替えなくていいから、そのぶん宿代を安くしてよ、ほんと。
南京虫さえいなければ、床にウンコとか落ちててもいいからさあ。
しかも、男女別々の部屋でフロアも別とのこと。シャンプーとか共有してる我々にとっては、これまたすごく面倒だわ。あべし!!
すげーーー体がダルいけど、もうしょうがない。開き直って、ダンナと共に外へ出かけることにした。

今回我々がこのポルトガルを訪れた最大の目的、それはブラジルのビザを取得するため!
取りにくいと言われるブラジルのビザだけど、やっぱブラジルの元宗主国なだけに、ポルトガルでだったら容易に取得できるはずだと思い、この国まで足を伸ばしたわけでありました。
かつてゴアとかマカオとかを統治していたポルトガルという国自体にも元々興味があって、前から行ってみたいと思ってたしね。
というわけで、まずはブラジル大使館へと向かったワタシたち。
なんとなーくネットから得た情報を頼りに大使館を探すけど、やっぱりなんとなーくの情報だったので、探すのに一苦労。
通行人に道を尋ねたりしながら、戸惑いつつもどうにかこうにか到着した。
しかぁーーーーーし!!
なんとビザの発給は、別の場所でやっていて、ここではできないとのこと。
またしても敗れたり。。。。。
というか、ポルトガルに歓迎されてないのかしら!?
もう泣きたい気分だったけど、ここで落ち込むわけにもいかないので、気力をふりしぼって、教えてもらったビザ発給出張所へと向かった。

明日は土曜日、そして時計の針はすでに11時半ということで、大急ぎで出張所へ向かうワタシたち。
だってこっちの公共機関つーうものは、12時過ぎると閉館してしまう可能性が大ありなわけでして、土日は当然のように閉まってしまいますから、今日金曜日の午前中に行っとかないとかなりヤバいわけです。ビザ待ちのためだけに、この町にムダに長く滞在とかしたくないし。
しかし、出張所に到着したときにはすでに12時を少し回っていた。
そして案の定、ビザ窓口は閉まってるっぽかった・・・。
が、こういう所にも親切な人はいるものです。優しそうな顔した警備員のおじさんが交渉してくれて、部屋の裏手で休憩に入っていた窓口担当の人と会わせてくれた。
その担当の人も、ダンナ曰く「リネカーみたいにすごく紳士的」な感じのする男性で、ワタシたちの状況を説明すると、通常は発給に数日かかるにも関わらず、「今日中に発給しますよ」と快く受け入れてくれたのだった。
わぁ~、なんてジェントルマンなんでしょう。ありがとうございます!!
ビザ申請した後、気分が良くなってきたので近くのお店で贅沢にブランチ。
たまには外食もいいなあと実感しながら、ポルトガルの美味しい魚料理をムシャムシャと口に運び、バッチリ一粒残らず完食したのでありました。
なんだかちょっと元気が出てきた!

食後に再びさっきのところに行って、リネカー氏からブラジルのビザをゲット!
やったぜ~。オブリガード。
本日は、「えーー!!」って思うような苦難がたくさんありましたが、随所随所でポルトガルの人たちの親切に救われて、どうにか無事に一日を送ることができました。
あぁ~ザビエル、アーメン! おやすみなさい。
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