2008年5月24日 の出来事 |
5人集合 -サン・ペドロ・デ・アタカマ-
昨日はちょっとグッタリ状態だったけど、今日は朝起きてみると、特に高山病の兆候とか体に表れてなくって、なかなかイイ感じ!
あのチベットでの「酸素くれ~」的な状況に自分の体が陥ってなくて、とりあえずホッとしました。
そんな感じで、体が高地に少し慣れてきたつもりでいる嫁です!
そんな私の今日の任務は、ウユニ塩湖へ向かうツアーの会社探し。
といっても、ダンナの後ろについていって、あーだこーだと後ろからブーブー文句を言うだけですけども。
まあとりあえず、乾燥しまくりの顔を洗って身支度を整えた後、この小さな小さなサン・ペドロ・デ・アタカマの町の中心部へと歩いて向かったのでした。

まずは、ちょっと垢抜けた感じの漂うこの町のメインストリートへ。
すると通りへ出てすぐ、十メートルほど先になにやら見覚えのある顔をした人が歩いていることに気がついた。
あの怪しげなサングラスをかけた茶髪の人・・・
「キャー、先生!!」
パラグアイのペンション園田で一緒に卓球バトルを繰り広げ、アルゼンチンのブエノスアイレスでもちょっと再会していたアウトローな予備校教師、通称「先生」が私たちの前方を歩いていたのでした。
この高地にもかかわらず、小躍りしながら先生のもとへと走って駆け寄る私たち。
案の定激しい息切れに襲われたけど、でもこの偶然の再会に大興奮し、しばしその場で立ち話。しかし、こんな辺鄙な町で再会するとはねえ~。
色々話を聞いてみると、どうやら先生もちょうどツアー会社を探していたところだったらしい。
「それならば一緒にツアーに参加しましょ!」ということで、心強いメンバーが増えました。ツアーが楽しくなりそうです。イェーイ、ラッキ~!

これでメンバーが3人となったわけです。ってことで、適当にツアー会社を見つけて3人で申し込み。
実際はどこも5人1組でのツアーみたいなので、あと2人メンバーを見つけてから申し込めればベストだったんだけど、メンバーを探してるほど時間的余裕が無かったため、とりあえず3人で申し込みしたのでした。
あと2人、たぶん知らない外人と一緒に周ることになりそうです。
高地に順応するための期間を考慮して、ツアーは明後日からにした。まあ私的にはすでに順応したつもりでいるから、明日からスタートでも良かったんだけどね。
ちなみにツアーの内容は、ここサン・ペドロ・デ・アタカマを出発し、チリを出国後ボリビアへと入国、そこからウユニ塩湖を目指していくつかの景勝地をめぐりながら2泊3日まわり(もちろん塩湖も訪れ)、最終的に塩湖の近くの町ウユニへ到着して終了という、国境越えツアーみたいな感じです。
しかも塩湖のほとりにある塩でできたホテルにも泊まれるみたいで、高山病はすごく怖いけども、でもものすごーく楽しみ!
とりあえずツアーを申し込んだ後、景気づけにちょっとオシャレな店に入ってピザを喰いながら、3人で今後の旅の話などに花を咲かせたのでした。

これで今日の任務は完了!ということで、肩の荷もなんとなく下りたところで、この町を軽く散策。
この町に似つかわしくない土産物通りみたいなアーケードに入ると、色とりどりの雑貨や服がたくさん並んでいる様子が目に入ってきた。
そこには、カラフルな布や糸で織り込まれた、南米っぽいフォークロア調の柄をした、いわゆる民芸品と呼ばれるような、すごく可愛らしい品々が所狭しと並んでいた。
インドやネパールを思い出して、またまた大興奮の私。
すっごく買い漁りたい・・・、けどここは我慢!
こういう南米の民芸品は、この先のボリビアへ入ってからのほうが全然安いという話を、他の旅人から聞いていたからだ。
とはいえ、手がワナワナと震えるぐらい、目の前に並ぶ民芸品の数々に目がハート状態、精神的ヨダレ垂らし状態の私。
ダンナのほうを振り向くと、冷徹な顔で「はい、もう行くよ」と言いながら、ダンナは私の襟を摘んで宿のほうへと戻っていったのでした・・・。
無念。。。

宿へ戻ると、またまた別の怪しげな日本人に遭遇した。真っ赤な上着を身にまとった、ヒゲモジャの不思議な顔をした男性だった。
部屋の扉の前でやたらとカチャカチャとドアノブを回していた彼は、私たちの不審な視線に気づいたのか、こちらを振り向き、初対面とは思えないぐらいのテンションで、意味不明な発言&リアクションを返してきた。
「あーどうも!なんかこのドア、カギが合わないんだけどねえ」
彼の名はマサさん。
後にペルーあたりで"マサ・DE・ポジョ"というあだ名が付けられる彼だが、まあそれは置いといて、このときは「なんだこの変な人・・・」という感じで、なんとなく圧倒されながらその姿を眺めていたのでした。
カギの接触が悪かったのかよくわからんけど、ダンナが代わりにドアのカギをくるっと回して開けてあげた後、とりあえず握手を交わした。
んで、ツアーにも一緒に参加することになった。
アゴヒゲを親指でいじりながら「まあ、こういうのは流れが大事なんでね」と言い放って、マサ氏はその場で即断即決したのだった。
まあちょっと変わった感じの人だけど、でも楽しそうな人なので、ツアーもさらに楽しくなりそうです。

さらに夕方、この町へ来るときマサさんと一緒のバスに乗っていたという一人の日本人女性が宿までやってきた。
彼女も同じくツアーを探していたらしく、先ほどマサさんから日本人と一緒にツアーに参加するという話を聞いたみたいなのだが、マサさんの信憑性に欠ける説明では納得がいかなかったようで、わざわざこの宿までツアーの話を聞きにやってきたみたいだった。
それならばということで、うちのダンナの得意とする、パソコンを使ったプレゼンテーション的な胡散臭い説明がスタート。
しばらく説明すると、その女性も納得してくれたみたいで、一緒にツアーに参加することになった。
その女性の名前はアスカさん。
これで、先生、マサさん、アスカさん、我々夫婦の5人ぴったり、ツアー参加メンバーをばっちり集めることができたのでした。いやあ、やっぱり流れが来てるのかな!?
そして日が沈むまで皆で色々と与太話。
その流れで、明日はせっかくなので前夜祭としてバーベキューでもやろう、ということになった。
この宿にはバーベキュー台もあるので、あとは炭と肉を買ってくれば簡単にバーベキューができちゃうのです。ん~、グッドアイデア。
日が暮れてアスカさんが帰った後も、マサさんと部屋の中で談笑していたら、外から騒がしい話し声が聞こえてきた。
外へ出てみると、この宿に泊まってる外人たちが、宿の庭で酒を飲みながら、楽しそうに陽気にはしゃいでいたのだった。
というわけで、お祭り大好き!って感じのマサさんと一緒に、その外人たちの輪に参加。外は寒かったけど、彼らと一緒に楽しく熱く会話を楽しんだのでした。
まあでも私はチベットのこともあって、夜更かしと酒は高地では恐怖以外の何者でもないと思い、少ししてからそそくさと部屋に戻って就寝したんだけどね。
さっ、明日はお肉楽しみい~♪♪

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