世界一周 かけあし夫婦旅行 - かけてこ

かけてこ ~世界一周かけあし夫婦旅行~

バックパック背負って世界に飛び出した夫婦の、かけあし世界一周の模様をつづったバックパッカー旅行記です ⇒サイト案内

2008年6月 1日 の出来事

平和という名の町 -ラパス-

バスの中、なんだかちょっと寒くて目が覚めた。

見た目は結構立派なこの夜行バスだけど、車内の作りはちょっとビミョウな感じで、防寒対策もきちんと施されていないようだった。

まるで、外の寒さが窓や壁を通じて車内にジワジワと染み渡ってきてるみたいだった。まあ、そこそこ眠れたからいいけどね。

どうもっ、寝起きの嫁です!

寒さで目が覚めてしまった私でしたが、でもちょうどよいタイミングで起きれたみたいで、それから10分もしないうちに、バスはターミナルへ到着したのでした。

時計を見ると早朝6時前。まだ太陽も出てなくって辺りは真っ暗。とりあえずバスを降りて、ターミナルの中へと駆け込んでいった。

さてさてさてさて、ここはどこかと申しますと、標高3,600メートルに位置するボリビア最大の都市にして、南米を旅するバックパッカーの憩いの町、そうラパスであります!

ボリビアの首都は憲法上はスクレって町らしいけど、事実上の首都はここラパスなんだって。

なんのこっちゃよくわからんけど、まあとりあえず久しぶりの都会に到着したってことはたしかなわけでございますのよ。

スペイン語で「平和」を意味するこのラパス(LA PAZ)。

でもこの町の治安はあまりよろしくない。というか、世界的に見てもかなり最悪の部類に入るほうらしい。

ツバかけ強盗に首絞め強盗、羽交い絞め強盗にケチャップ強盗にマヨネーズ強盗・・・、見事なほどに強盗系の出来事が日常の中にあふれてるそうなのだ。

ちなみに、ツバかけ強盗っていうのは・・・、

①強盗(またはその仲間)が、
 被害者の顔や体の一部にツバをかける。

②道端の普通のオバちゃんとか(こいつらも強盗の仲間)が
 「ツバがかかってるよ」と被害者に声をかける。

③被害者は、体についたそのツバに気を取られて油断する。

④その隙に、強盗は被害者のカバンやポケットを切り裂き、
 こっそり財布や貴重品を盗み取る。

って感じのやつ。ケチャップ強盗とマヨネーズ強盗もだいたい同じような流れ。

首絞め強盗についても、上の①~③を「被害者が突然後方から首を絞められて気を失う」という言葉に置き換えれば、まあ似たようなものでございます。

今回も、ウユニ塩湖ツアーからずっと一緒の5人でこの町までやってきた。

5人揃えば何とやらと言うのか言わないのかわかりませんが、この人数の多さはやっぱり心強いっす。

この町に対して、アフリカとも違う何とも得体の知れない恐怖心を抱いている私にとっては、皆がすごく頼もしく見えた。トイレに行ったりするときも、他のメンバーが荷物を監視しといてくれるしね。

でも油断は禁物ということで、暗いうちは外へ出るのは危険だろうと判断し、バスターミナル内でコーヒー飲んだり朝食を食べたりしながら、明るくなるまでユッタリと時間をつぶしたのだった。

7時半頃。太陽もだいぶ出てきたので、ようやくバスターミナルを離れることにした。

まずは宿探し、ということで皆でタクシーに乗り込み、以前から泊まろうと思って下調べしておいたアウストリアという名の宿へ向かった。

が、そこはなんと満室・・・。

ガイドブックとかにも載ってる宿だし、人気があるのかなぁ。。。

移動するのが面倒くさかったし、先生も高熱でダウン気味だったので、よくわからんけど道を挟んですぐ向かいにあるセニョリータみたいな名前の宿に泊まることにした。

アスカさんは別の宿に泊まるとのことで、ココでお別れ。ここ1週間ぐらいずっと一緒だったのでちょっと寂しい気もしますが、でもまぁ~道中またどこかでバッタリ再会できるでしょう。

宿でちょっと一息ついた後、病床に臥す先生を容赦なく置き去りにして、マサさんと我々夫婦の3人は、エル・アルトという地区で開かれている市へ出かけることにした。

ラパス名物とも言われる、有名なこのエル・アルトの市。

毎週木・日の2日しか行われていないため、ぜひとも今日行っておきたかったのだ。先生、ごめんね。。

乗り合いのコレクティーボに乗ってエル・アルト方面へ。

地図も無く、スペイン語ももちろん話せない我々3人ということで、案の定、道に迷って結構歩き回ったんだけど、でもどうにかこうにか市場っぽいところへ到着することができた。

それで人の流れにそってテキトウに進んでいたら、お店がいっぱい目の前に現れてきたのでした!!

古着がメインの市場って聞いてたけど、服だけじゃなくって本当にいろ~んなモノがあふれまくっていた。

子供向けのオモチャや観光客向けの工芸品、キャンプ用品や車のパーツ、タイヤとかまで露店に大量に並んでいた。

人も多いし、とにかく賑やかで活気があふれくりって感じ!

ケチャップとかマヨネーズとかツバとかに気をつけながら、市場の人ごみの中を進んでいくと、食べ物ゾーンが現れた。

どうやらこの市は、ツマミ天国でもあるようだ。

何軒も屋台をのぞいては、美味しそうな果物やらお菓子やら揚げ物やら焼き物やらに手を差し伸べ、遠慮無しに買いまくって、遠慮無しに胃の中に流し込みまくったのでした。

やっぱ、ツマミ食いとか、歩き食いとかって楽しい~!

市場には日本のアニメDVDとかも売られていた。

もちろん海賊版だけど、でも古いやつから最近のやつまで、かなり色んな種類のものが並んでいた。日本のアニメって、やっぱすげー。

アニメ好きの私は、当然のようにそこで30分以上時間を浪費。だって楽しいんだもん♪

でも、先生のことも忘れてませんよ~。

先生の風邪(?)がこれ以上悪化しないように、防寒具としてモモヒキをゲットしました。これで先生の下半身もだいぶ温まるはず!

その後、ビールを飲みながら談笑してる見知らぬ現地人の集いに、マサさんとダンナがなぜか合流。

その場のノリで飲みまくる2人の顔はすぐに真っ赤になり、テンションもすごい勢いで変化していったのだった。

この高度だから、酒のまわりもすごく早いみたい・・・。

こりゃこのままじゃいかんと、シラフの私が無理やり現地人に別れを告げ、バカ2名を隔離。まったく、しょうがねえなあ。

この酔っ払いどもをどうにかして宿まで連れて帰らねばと思ったんだけど、フラフラな男2人引き連れて強盗天国の中をコレクティーボ乗り場まで歩いていくっていうのは、方向音痴な私にとっては荷が重過ぎると感じ、適当にタクシーをつかまえてコイツらを車の中へ押し込み宿へと戻ったのでありました。

でも、タクシーの車窓からは、すり鉢状になっているラパスの町の美しい夜景を見ることができて良かった。とっても不思議で幻想的な夜景だった。

う~ん、最高。

コレクティーボに乗ってたら、こんな景色は見れなかったかも。タクシーで帰って正解だったのかもしれないね。

宿へ戻ると、先生もだいぶ元気そうにしていた。治るまでもう一息のようだ。どうぞモモヒキをはいて、完治させてください。

んで、今日はすぐに就寝した。

色々と動き回ったせいか、充実した時間を過ごせたせいか、ベッドに体を預けると、激しい眠気に襲われ、そのままグッスリと眠ってしまったのだった。

まあ昨日の夜はバスの中だったし、疲れがたまっていたのかもね。

といった感じで、平和という名の町での滞在一日目は、首を絞められたりすることもなく、なんとなく平和な感じに過ぎていったのでありました。




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