世界一周 かけあし夫婦旅行 - かけてこ

かけてこ ~世界一周かけあし夫婦旅行~

バックパック背負って世界に飛び出した夫婦の、かけあし世界一周の模様をつづったバックパッカー旅行記です ⇒サイト案内

2008年6月 9日 の出来事

ワニワニしい川 -アマゾンツアー-

昼過ぎに車はサンタロサという村へ到着した。とりあえずここで昼食のようだ。

数軒の家屋以外はこれといって特に何も無い村だが、この村の先にアマゾンの船着場があるとのこと。

ちょっと興奮を抑えながら、同じツアーのイギリス人連中と机を囲み、昼食のスープを口へと運んだ。

アマゾンツアー1日目。

朝9時にルレナバケを出発したツアーのワゴン車だったが、やはりというかイメージ通りというか、アマゾンは人里離れた所を流れているようで、ここまで来るのに3時間以上も時間がかかってしまっていた。

しかも、ルレナバケからずっとガタガタの未舗装道路で、狭い車内にツアーメンバー8名がスシ詰め状態だったため、もうすでに軽くしんどい。

疲れすぎて、あとでアマゾンの川の中に落ちないようにしないと・・・。

ちなみにツアーメンバー8名の内訳は、我々夫婦とアスカさん、イギリス人男性2人組、イギリス人女性3人組、という3グループ。

2泊3日の間、ツアーメンバーとは仲良く楽しく過ごしたいなとは思っているのだけど、しかしこのイギリス人軍団、男も女もかなりワガママ気ままな奴らで、なんとなく気が合いそうになかった。

車の中でも、うちら日本人を排除するかのように、乗り心地の良さそうなスペースを独善的に確保していたし、やたらと偉そうで、ムダに騒がしかった。

さっき車のタイヤがパンクしたときも、その修理中、地面の上でゴロンと横になってグッスリ眠ってたし、まあちょっとよくわからん連中だ。

この先、何もトラブルが無ければいいけど・・・。

昼食後再び車に乗り込み、しばらく走ると茶色く濁った川の姿が見えてきた

アマゾンだ!

もしかしたらアマゾン川の支流なのかもしれないが、とにかくアマゾンには違いない。

初めて目にしたアマゾンは、予想通りなんだかゾクゾクするようなアバンギャルドな雰囲気を兼ね備えているように感じられた。

いかにもピラニアが泳いでそうな川だな、とも思った。

車を降り、川岸につながれたカヌーのような細長い小船へ、食料や荷物などを運び込んだ後にゆっくりと乗り込んだ。

しかし・・・、イギリス人軍団は荷物運びも手伝わずにサボっていたくせに、我先にと船の中へ乗り込み、眺めの良さそうな席をあっという間に占領してしまったのだった。

うーん、こいつらとはやっぱり仲良くやれなそうだ・・・。

この時点で日英間の敵対意識が決定的な状況となってしまっていたのだが、呉越同舟やむをえずということで、うちら日本人グループ3名は素直に眺めの悪そうな後ろの席に着席。

船はカフェオレ色した川を奥へ奥へと進んでいったのだった。

さて、アマゾンといって真っ先に思い浮かぶのは、やっぱりワニ!

ツアー参加前は「アマゾンでワニに会えなかったらイヤだなあ」なんて思っていたのだが、船が進み出してしばらくすると、そんなのは全くの杞憂だったということがバッチリ判明した。

川の幅はせいぜい20メートルほどしかないのだが、その両岸に数十メートル間隔ぐらいでワニの姿を見つけることができたのだ。

インドで牛を見つけるよりもずっと簡単なぐらい、ワニはウジャウジャいた。もう想像をはるかに上回るワニワニしさだった。

しかも川の中を泳いでるやつもいるのだろうから、アマゾンにはものすごい密度でワニが生息しているのだだろうなあ。

いやあ、すごい・・・。

だいたいのワニがほとんど体を動かさずにジーッとしていたけど、獲物を捕らえるためか、たまにものすごいスピードで体を瞬間的に動かしているワニもいた。

というわけで、その静と動の切り替えをとらえた動画。こういうスピード感がまたワニの魅力のひとつですねえ。


その他にも巨大鼠カピバラや黄色くて小さなモンキー、親子10匹ぐらいで連なった亀や、火の鳥チックな極楽鳥など、様々な動物の姿を目にすることができた。

やはりアマゾンは自然と動物の宝庫なのであります。

さらにこの川の中には、なんとイルカまで泳いでいるのだそうだ。ピラニアとかワニとかが泳いでる、こんな濁った川なのに。

しかもそのイルカはピンク色をしているそうだ。

ピンクのイルカ・・・。

是非とも見てみたいと思ったのだが、イルカはアマゾンの中でも結構珍しい動物のようで、この時点ではまだ見ることができなかった。

もし見つけたら一緒に泳いでみようかなあ・・・。

まあそんなわけで、さまざまな動物たちと遭遇しながら船は川を進み、夕方5時ぐらいに宿へと到着した。

宿といっても、キャンプ場というか小屋というか、まあ何とか寝泊りできればいいやみたいなところで、当然、目の前には濁った川が流れ、周りはジャングルに囲まれていた。

宿から川を見渡すとワニの姿もチラホラ目にすることができたし、近くに猿もたくさんいた。

なかなか楽しげな宿だけど、とりあえず蚊に刺されないように注意せねば。

ベッドの上に寝そべって軽くマッタリした後、近くの展望所へサンセットを見にいった。

アマゾンの夕日は綺麗だと聞いていたが、聞いていた通り、真っ直ぐな地平線にゆっくりと沈む太陽の姿は、完璧なほどに美しかった。

緑のジャングルがじんわりと赤く染まっている様は、もう言葉にできないほどに神秘的で幻想的だった。

こんな美しい夕日を見るのは初めてかもしれないなと思いながら後ろを振り返ると、その場でサンセットを見学していた全員が見事に真っ赤に染まっていて、なんだか青春映画のワンシーンのようにさえ思えてしまったのだった。

まあ、そんな感じでツアー1日目は終了。

部屋の入口あたりを仄かに照らすホタルの光を眺めながら、蚊帳の付いたベッドの上で贅沢な眠りについたのでした。



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