世界一周 かけあし夫婦旅行 - かけてこ

かけてこ ~世界一周かけあし夫婦旅行~

バックパック背負って世界に飛び出した夫婦の、かけあし世界一周の模様をつづったバックパッカー旅行記です ⇒サイト案内

2008年7月18日 の出来事

博物館とピラミッド -テオティワカン-

今日も嫁は調子が上がらないらしく、グッタリ状態。朝から虚ろな目をしてベッドの上で布団にくるまり、ひたすらボーッと天井を見上げていた。

・・・と思ったら、いつものように目を開けたまま寝てるだけだった。

まあ病院で薬も処方してもらったことだし、ゆっくり寝てれば治るでしょう。

ということで、嫁を起こすのもかわいそうなので(目は開いてるけど)、音を立てないようコソコソと身支度を整え、今日も僕は一人で外出したのだった。

あっ、ちなみに昨日は博物館に行ってきました。国立人類学博物館。

ラテンアメリカ最大の博物館で、マヤ、アステカをはじめとするメキシコの古代文明遺跡の出土品などが展示された博物館なんだけど、なかなか面白くて興味深いところだった。

等身大の類人猿レプリカがあったり、やたらと四角くて巨大な像(おちょぼ口)がドドーンと立ってたり、鎧みたいなの着てるくせにすげーマヌケな顔して体育座りしてる像があったり、チンコケース付けてる像と付けてない像が対になって置いてあったり、口の中からヒゲが生えてる(ゲロ吐き状態!?)みたいな巨大顔面像があったりと、もう個性的かつインパクト大な展示物があふれまくっていた。

もちろんメキシコ名物の、ガイコツドクロ軍団もたくさん。

ということで、パンチがあまりに効きすぎてて総括的な感想を述べるのがなんとも難しいんだけど、見学し終えてひとつだけ確信したことがあった。

それは「メキシコには宇宙人がいた」ってこと。これかなり確実。

じゃないと、あんなシュールで不思議な遺跡や遺物をつくれんだろ・・・。

とにかく濃厚な博物館だったので、矢追純一に親近感を覚えるという人、もしくは僕のように宇宙人から頭にチップを埋め込まれた夢を見たことがある人は、ぜひ行ってみることをオススメします。

本日は、テオティワカン見学。

テオティワカンは、昨日の人類博物館でも出土品やレプリカなどが展示されていた遺跡だ。メキシコシティからは50キロほど離れた場所にあるため、地下鉄とバスを乗り継いでそこへと向かった。

さて、「ピラミッドといえばエジプト」と考える人が世の中の大半だと思うが、じつは中南米のピラミッドもなかなか有名だ。というか、かなり有名だ。

手元にある歴史の教科書上でも、巻頭カラーでエジプトのではなくメキシコのピラミッドが紹介されているほどだ。

ただ、その建造物としての役割は両者で異なっており、見た目もだいぶ違う。

王墓としての役割を担っていたエジプトのピラミッドに対して、中南米のものは主に神殿として建造されており、そのため内部ではなく上部(神殿の本体)に重きを置いた構造となっている。

きちんとした階段があり、上までのぼることを前提としたつくりになっているのだ。その意味では、とても機能的な外観をそなえたピラミッドといえるかもしれない。

で、ここテオティワカン。

この遺跡は世界的な観光スポットとしてその名を響かせているわけだが、それはこの遺跡が擁する2つのピラミッドのおかげといっても過言ではない。

そのピラミッドの名は、「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」。

なんともドラクエ心をくすぐられずにはいられないネーミングだが、名前がカッコイイだけじゃなくスケールも相当デカくって、月のピラミッドは高さ46メートル、太陽のピラミッドにいたっては65メートル(上部の神殿本体を含めると74メートル)もの高さを誇っている。

65メートルというと岡本太郎の太陽の塔と同じぐらいの高さらしいが、幅が10倍ぐらい違うので、太陽の塔がズラーッと10本並んでる姿を想像してみると、もしかしたらピラミッドの大きさのイメージが湧くかもしれない(さらに奥行きも10倍違うので、100本並んでる姿を想像したほうがいいかも・・・)。

実際目の当たりにしてみると、やっぱりそいつらはすごく巨大だった。

遺跡内に入場すると、ピラミッドがデデーンと2つ、圧倒的な存在感で僕の目に飛び込んできたのだった。

炎天下の中、がんばって太陽のピラミッドと月のピラミッド、両方ともに上までのぼった。

かなり息切れしてしんどかったけど、上からの眺めはやっぱり素晴らしかった。

太陽のピラミッドはデカいだけあって、緑あふれる周辺の景色をかなり遠方まで見渡すことができて気分がよかった。

月のピラミッドの頂上からは、テオティワカンの美しい全景を見渡すことができた。

ピラミッドからまっすぐ伸びる大通り(死者の道)、そしてその脇に建ち並ぶ数多くの神殿群、美しいレリーフで覆われた神官の宮殿、それらはものすごく整然としており秩序だっていた。

その眺めは、かつてこの地で栄えた都市国家テオティワカンに暮らしていた20万もの人々の生活の中心に、神への深い信仰、そして神に対する深遠な畏敬の念があったのだということを十ニ分に伝えてくれた。

「テオティワカン」という言葉には「神々の都市」という意味があるそうだが、それも納得の、とても崇高で神々しい眺めだった。

そんな感じで2~3時間ほど遺跡内を見学し、十分満喫した後、またバスと地下鉄を乗り継ぎ宿へと戻った。

部屋に入ると、朝と同じく嫁が目を開けた状態でベッドの上に横たわっていたので、「また目を開けて寝てるな!」と思ったら、普通に起きていたのでビックリした。

どうやらだいぶ体の調子も戻ってきたらしい。よかったよかった。

明日は一緒に出かけられるといいけど。

というわけで、今日は結構歩き疲れたけど、ラーメンマン仕込みのピラミッドパワーですぐに体力も回復すると思うので、明日も引き続き、メキシコシティを激しく歩き回ろうと思います!




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