鉱山の町ポトシ

世界一標高の高い場所にある都市ポトシ。
空気の薄い世界遺産のこの町で、鉱山ツアーに参加してダイナマイトを爆発させたりしました。

かつて金や銀などを多く産出していた鉱山の町ポトシ。奴隷たちの過酷な労働により、この地からスペインに巨額の富がもたらされたと言われている。奥のほうに見えるのは、この町の象徴である赤い鉱山セロ・リコ

標高4,070メートルという世界で最も高地にある都市ポトシ。世界遺産にも登録されているこの石畳の町には、植民地時代の面影を色濃く残す建物や町並みたくさん存在していた

子供を連れてノンビリお散歩していたインディヘナのオバチャン

この町の住民の大半はインディヘナ(原住民)。イメージしていた通りのボリビアの姿をこの町では垣間見ることができた

石畳の町並みはキレイだけど、ちょっと坂道が多くて、歩き回るのが大変。高地なので坂をちょっと上るだけでも激しく息切れしてしまう

ポトシには、スペイン統治時代に建てられたカトリックの聖堂や教会などもたくさん存在していた

この町での観光の目玉「鉱山ツアー」に参加した我々。まずは、民家の一室にて、黄色い作業着にお着替え

ガイドさんが英語で実際の坑道内を案内してくれるこのツアー。ガイドに連れられて車に乗り鉱山へと向かう

鉱山へ向かう途中、ちょっとお買い物。道端のお店に並んでいる商品を色々と物色する。写真に映ってるものも商品のひとつなのですが、さてこれは一体何でしょう?

正解はダイナマイト!この町では普通に買うことができるのです。ダイナマイト片手に世間話を始めた売店のオバチャン。ちなみに、お値段は1本150円ぐらい

この鉱山ツアーでは、鉱山見学した後に、ガイドさんの指導のもとで一緒にダイナマイトを爆発させることができる。なかなかこんなツアーは無いんじゃないでしょうか

鉱夫たちへのお土産のお菓子やお酒などとともに、もちろんダイナマイトも購入!

鉱山に到着。発掘機材がたくさん置かれた鉱山の入口からは、ポトシの町を眼下に見渡すことができた

入口付近で休憩中の鉱夫たち。この空気の薄いポトシでの採掘作業は、本当に過酷な重労働。彼らは笑顔だったが、労働環境も悪いし、有害物質吸いまくりだし、早死にする人がものすごく多いようだ

鉱山には黒豚たちもいました

ポトシの鉱山見学の必需品、コカの葉!コカインの原料として有名なこの葉っぱだけど、ボリビアでは普通にどこででも買える。これを噛むことで、眠気や高山病の症状が緩和されるため、鉱夫たちは一日中これを噛みながら作業してるようだ

というわけで、我々もコカの葉を噛みながら鉱山の中へ

坑内で見かけた何かの鉱脈。スズかな?

内部には不気味な色をした有害物質風の液体がたくさん流れていた。こんな環境で仕事するってのは、体には相当悪いんだろうなあ・・・

採掘作業はとっても大変そう。鉱夫たちの過酷な労働風景を見ていたら、本当にすごいなあとしみじみ感じた。しかもこれを毎日やってるわけだからねえ・・・

笑顔を浮かべながら働く鉱夫。コカの葉をあげたら喜んでムシャムシャ食べていた。ちなみに鉱夫たちのほとんどは、コカの葉で空腹を紛らせながら、食事もとらずに一日中ずーっと働き続けるらしい

親子で作業中。オヤジの膨れた頬には、やっぱりコカの葉がつまってました

ツアー内容に「ミュージアム見学」と書かれていたので、なんだろなと思ったら、これだった。鉱山の暗闇の中にホコリだらけの展示品がいくつか飾られていた

暗くてよくわからんけど、鉱山の歴史を描いたような絵画が何枚か置いてあった。しかしミュージアムって感じではないな・・・

ミュージアムに飾ってあった鉱夫の像。ビミョウな表情をしてますが、やっぱり頬は膨らんでます

これは、鉱山の影響で体を悪くした人の像だったと思う。それにしてもすごい顔だ

坑内の安全を守る神様ティオ。鬼みたいな顔してるけど神様なのだそうだ。持ってきたタバコをくわえさせ、アルコール度の高い強烈な酒を捧げた。よく見ると勃起してます

鉱夫に比べればたいしたことはないけど、しかしこの標高の高さで坑内を歩き回るのは非常にしんどかった・・・

という感じで鉱山見学は終了。鉱山の外に出て、先ほど買ったダイナマイトを製作!

内部の緑色したダイナマイト本体を、こうやってグニュグニュに練りこむ。危なそうだけど、この状態では爆発しないそうだ

練りこんだダイナマイトの周りに、ピンク色した球形のアンモニアを詰めてこれで完成!ダイナマイト製作は意外と簡単だ

ガイド氏が導火線に火をつけた。徐々に短くなっていく導火線。マンガみたいに、ダイナマイトを皆で回しあって、とりあえずビビリながらはしゃぎました

導火線が変な燃え方を始めたので、爆破ポイントにダイナマイトを置く。白っぽい煙が出てるあたりにダイナマイトがあります

「バーン!!」というものすごい音と共にダイナマイトが爆発。心構えはしていたものの、それでもめちゃくちゃビックリした。風圧もすごかった。やっぱりダイナマイトってすごい!

鉱山ツアーを終えて、町を軽く散策。アフリカ同様、この町でも日本語が書かれた車をよく見かけた。こちらは「1番近くの眼鏡屋さん」の車

ゴミ収集車は、「茅ヶ崎青果卸売市場」でかつて活躍していたものだった。オヤジの顔も、なぜかちょっと誇らしげ

続いては市場散策。お昼はシエスタのため、ほとんどの店が休憩中でした

市場の食堂で昼飯。鶏のスープは、あっさりとした味がお腹に優しくって、冷えた体も温めてくれた

市場では肉もたくさん売られていた。隙間からちょこっと見えた牛の口の部分。グロい・・・

こちらもまたグロい。顔の表面が剥がれた牛の頭部。高地のため空気が乾燥してるので、置きっ放しにしていてもなかなか腐らないようだ。もっとグロい写真もあるけど、もうやめます・・・

寒いのに、アイスクリーム片手に嬉しそうな表情の嫁。屋台のアイスクリーム屋さんで買いました。味はまあまあ

ドラゴンのオブジェ。景色を眺めようと思って塔に入ろうとしたら、入口にこれが立っていた。なぜに・・・

ラ・コンパニーア・デ・ヘススの塔からの眺め。赤屋根の町並みがとても美しい

悠然と構える赤いセロ・リコ山の姿も見渡せた。スペイン語で「豊かな丘(宝の山)」という意味のセロ・リコは、スペイン統治下で中南米三大銀山にまで数えられていた。今では銀も枯れ、スズが主な採掘物となっているようだ

塔の上から眺めたポトシの美しい風景に、しばし心を奪われた

夜は少しがんばって、オシャレなお店へ。薄暗い雰囲気がちょっと高級感を漂わせていた。写真に映ってるのは、直接放火式のガスストーブ。下の部分がガスタンクになってます

お店では、食事の合間にボリビアン・ミュージックの演奏を聞くことができた。ボリビアで聴く「コンドルは飛んでいく」は、やはり鳥肌ものだった

高山病にビビりながらも、地ビールを1杯。鉱山を見学した後に飲むビールは、なんだかとっても美味しく感じられたのでした