空中都市マチュピチュ

南米アンデスの山中に忽然と現れる、インカ帝国の失われた都市マチュピチュ。
感動的なほどに美しいこの空中都市を、上から眺めたり横から眺めたりしながら、思う存分目に焼き付けました。

クスコの町からマチュピチュへ。列車に乗っていけば4時間ぐらいで着けるけど、列車代があまりに高すぎるので、節約のため色々と乗り継ぎしながら向かった

最初の乗り継ぎ地サンタマリア。特に何にも無い・・・

サンタマリアの先はガタガタな未舗装道路。ガードレールも何も無い断崖絶壁の道を進んでいく(矢印のところ)。景色は良いけど、ちょっとコワい

アップにするとこんな感じ。あと10センチぐらい左へずれたら、崖の下へまっさかさま〜

その後も乗り継ぎしてようやくたどりついた水力発電所駅。クスコを出てからここまで6時間。でもまだまだ道は続きます・・・

とりあえずここで腹ごしらえ。すでに嫁はぐったり疲れ気味。。

水力発電所駅から先は徒歩!マチュピチュの麓の村アグアス・カリエンテスまでの10キロほどの道のりをレールに沿って歩いていく

レールの上は結構歩きにくい・・・。でもこんなスタンドバイミー風の鉄橋もあって、なかなか楽しかった

「もしかしたら、あの山の上のほうにマチュピチュがあるのかな?」とか話しながら、緑あふれる線路沿いを歩いていった。しかしあの山の形、なんとなくマチュピチュくさい・・・

たまに現れる標識。クスコからの113キロ離れてますよ、という意味らしい。ちなみにアグアス・カリエンテスの村は111キロ地点にあるので、残りあと2キロ

汽笛を鳴らしながら列車が横をビューンと通り過ぎていった

3時間ほど線路沿いを歩き、ようやくたどりついたアグアス・カリエンテスの村。なんとなく日本の温泉街みたいな雰囲気だが、実際にここは温泉街だ。アグアス・カリエンテスというのは、スペイン語で「熱い水」という意味

ツーリストが多いだけあって、夜でも通りには結構人がいた

昼間はこんな感じ。町中、外人だらけ。アグアス・カリエンテスは、マチュピチュ観光で成り立ってるような町で、別名マチュピチュ村とも呼ばれている

早朝5時半のバスに乗ってマチュピチュへ。20分ほどかけてたどりついた遺跡の入口にはすでに長蛇の列。マチュピチュの人気は、やはりすごい

中へ入ると、早速見えてきました天空都市マチュピチュ!「おーー」と感嘆の声をあげながら、とりあえず走ってどんどん奥のほうへ進んでいった

美しいマチュピチュの姿に外人さんも感動してます

遠くには朝日を浴びてオレンジ色に輝く山々の姿が。これまた美しい。ちなみにマチュピチュは世界遺産だが、文化・自然両者をかねそろえた複合遺産なのだそうだ

まずはマチュピチュの背後にそびえる山、ワイナピチュへ登る。ワイナピチュは入場人数の制限があるため、朝一で並ばないと登れない可能性大。ここまで走ってきた甲斐あって、列のだいぶ前のほうを確保できた

というわけでワイナピチュを登っていく。しかしとっても険しいこの山、ものすごい斜面が続きます・・・

天空都市といわれているだけあって、空に浮かんでいるような気分が味わえるマチュピチュ。こんな景色を横目に見ながらワイナピチュの斜面を登っていった

下のほうには、鉄道のレールと走行中の青い列車がうっすらと見えた。やはりレール沿いを歩いているときに見えた山はマチュピチュだったのかな!?

ワイナピチュの上のほうからは、マチュピチュの全景を見渡すことができた。いやあ素晴らしい

マチュピチュは、インカ帝国のシンボルであるコンドルの形を模して作られたと言われている。右下の部分がコンドルの頭になるらしい。まあそう見えないくもないかな

マチュピチュの標高は約2400メートル。しかしインカの人たちはよくこんな所にこんなすごいものを作ったよなあ・・・

さっきのビューポイントから、さらにワイナピチュを登っていく。なんだかよくわからない小さなトンネルをくぐったりしながら頂上のほうを目指して進んでいった

スペインを追われたインカの人々によって築き上げられたマチュピチュ。インカの石組みはここでも健在だ

でも、こんな空に浮かぶ階段は、さすがにちょっと歩く気がしなかった・・・

で、これがワイナピチュの頂上。ゲートをくぐってからここまで1時間以上かかりました

恐る恐る石の先端のほうへ。なかなか怖かったけど、でもここからの眺めはやっぱり絶景だった

ワイナピチュを下り、再びマチュピチュの遺跡のほうへ。日もすっかり昇って、観光客も朝一よりだいぶ増えていた

のんびり昼寝してる人の姿もチラホラ

マチュピチュの建造物は全て石で作られている。石の文明インカを象徴するような光景がいたるところに広がっていた

マチュピチュ内の家屋。今は屋根は無いけど、かつては藁葺き屋根が上にのっかっていたらしい

遺跡内の居住区は、聖職者の居住区、貴族の居住区、技術者の居住区、庶民の居住区などにわかれていたそうだ

奥のほうにはキレイな平行線を描くアンデネス(段々畑)が見える。その後ろに見えるのはマチュピチュ山。ちなみにマチュピチュとは「老いた峰」という意味だ

マチュピチュ山のほうから眺めると、先ほど登ったワイナピチュを背景にした美しい遺跡の姿を拝むことができる。ワイナピチュのほうは「若い峰」という意味らしい

マチュピチュの総面積の3分の2は、山の斜面を利用した段々畑で占められている。ここでは、ジャガイモやトウモロコシ、コカの葉など、200種類以上の作物が育てられていたのだそうだ

その段々畑で休憩しようと思って腰を下ろしたら、いつの間にか寝てしまった・・・

朝早かったから、2人ともけっこう疲れてたみたいです。。

昼寝のあと、段々畑を上のほうまで登っていった。上にあがるにつれ、景色がじょじょに開けてきた

段々畑の頂上、見張り小屋のあたりから見たマチュピチュ遺跡全景。たぶんここからの眺めが一番有名なショットだと思う

世界でもこれほど幻想的な魅力を持った遺跡は他にないだろう。背後の山々が幻のように見える

しかし感動的な景色だ・・・

世界屈指の観光地なだけあって、ツアー客も多いマチュピチュ。やはりツアー客というのは、どこの国でも目立ちます

こちらはコンドルの頭の形をした「コンドルの石」。ガイドのオッサンの説明を盗み聞きしたところによると、背後の石が翼の形になっているらしく、それとあわせると1羽のコンドルになるそうだ。ここで生贄を捧げる儀式も行われていたとのこと

遺跡の中にはリャマやアルパカがたくさん暮らしていた。意外とマチュピチュにマッチしてて、見かけると心が和んだ

帰りもまたレール沿いを歩き、断崖絶壁を移動してクスコへと戻った。けっこう疲れたけど、でもとっても素晴らしい思い出ができたマチュピチュ観光だったのでした